翌日は逢島へ
翌12日(日)も、クロダイ狙いで釣行。天気予報は晴れで、風も弱く絶好な釣り日和だ。条件がいいので富浦旧港にある逢島に向かう。
潮回りは中潮で、館山地区は7時に151cmで満潮、13時31分に34cmで干潮となる予定。富浦旧港には家族連れで釣りを楽しむグループがいたが、逢島に釣り人はいない。
メジナやクロダイを広範囲に狙えるように、前日同様、ウキを使用した半遊動仕掛けを使用。磯際を中心にまきエサを撒きながら振り込むが、ときどきアタるのは定番ゲストのフグだけ。
クロダイ&メジナ連続ヒット
沖の沈み根に狙いをつけて遠投すると、待望のアタリ。アワセを入れて竿を起こすと、グングンとクロダイらしい引き。足元の海藻や沈み根に注意しながら慎重にやりとりして魚との間合いを詰めると、ギラリと銀色に輝く本命の姿を確認。完全に弱ったところでタモ入れをしたのは32cmだった。
このサイズは群れでいることが多く、短時間に30~38cmクロダイとメジナを2尾ずつ追加。連続ヒットに驚きながらも、手返しよく次を狙う。
ラストは42cmクロダイ
しばらすると、ウキがスルスルと消し込んだ。大きくアワせると、重量感のある引き込み。沖の沈み根に向かって走り出そうとする魚の走りを止めて、魚との距離を詰める。十分に弱らせて取り込んだのは42cmクロダイ。
昼近くなると、潮位が下がって釣りづらくなってきたので納竿。これからサクラ前線が通過するころになると水温が上昇し、本格的な乗っ込みシーズンとなる。日中から良型メジナやクロダイが期待できるので楽しみだ。
<週刊つりニュース関東版APC・澤田朝寛/TSURINEWS編>
南ケイセン