沖磯フカセ釣りで46.5cm1.69kg口太メジナ登場【西伊豆・田子】ラスト1投でヒット

沖磯フカセ釣りで46.5cm1.69kg口太メジナ登場【西伊豆・田子】ラスト1投でヒット

例年伊豆半島では河津桜が咲き始める頃から釣り上げたメジナのお腹を見ると、少しずつ抱卵し始める。そうなってくると、メジナは身も厚みを増し、ボテッとしたナイスなボディコンディションとなる。一年で一番、長寸と重量がある大型メジナを狙える季節到来だ。

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(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター塩田哲雄)

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塩田哲雄

磯のメジナ釣りをメインに、神奈川県三浦半島、伊豆半島、伊豆諸島をホームグラウンドに釣行しています。

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海釣り 磯釣り

終了間際に潮が良い雰囲気に

気がつけば磯上がりの16時30分まで残り30分ほど。ちょうどその頃から、運が向いてきた感じがしていた。不安定な潮流が、左から右へと真横にやや速い流れ方をしだしていた。「メジナは潮を釣れ!」の格言があるほど、潮流はメジナの食い気と大きな関係性がある。

沖磯フカセ釣りで46.5cm1.69kg口太メジナ登場【西伊豆・田子】ラスト1投でヒットフカセ釣り仕掛け(半遊動)(提供:TSURINEWSライター塩田哲雄)

タイミング良く、だいぶ前から仕掛けをノーシンカー仕掛けから、塩田ウキMサイズのB号を使ったタナをしっかり取って狙う半遊動仕掛けに組み替えていた。むやみにタナを探る釣り方よりも、タナを決めて狙った方が効果的な場合がある。

46.5cmメジナが登場

その仕掛けで、右沖の沈み根際へ付けエサを届けた。すると、その結果は数投後にでた。作戦的中。朝にハリ外れしてしまった根際ポイントへ仕掛けが差しかかった途端、ウキを消し込み、がま磯インテッサGⅤの穂先を一気に曲げる強烈なアタリがきた。

ここは、ミチイトが根ズレで切られないよう、一度少しだけ沖へ魚を走らせ、動きを感じてミチイトを出さなかった。あとは魚がこちらを向いている間に、リールを巻き間合いを詰めた。やり取りの最中、何度も走りだそうとするが、絶対にこちら側を向けたやり取りをして、ミチイトも出さないようにした。

組んだタックルバランスを信じた結果の勝利。今釣行時間最後の一投となる仕掛けの投入で、良型の口太メジナを釣り上げることができた。

沖磯フカセ釣りで46.5cm1.69kg口太メジナ登場【西伊豆・田子】ラスト1投でヒット沖磯で上がった口太メジナ46.5cm(提供:TSURINEWSライター塩田哲雄)

港に戻って福由丸船長に検量してもらうと、46.5cm。1.69kgのグッドコンディションなメジナだった。厳しい状況下での貴重な良型に、船長も喜んでくれて、価値ある1尾となった。

自己記録更新を目指そう

水温の変動、産卵末期など、いろいろな状況から厳しい日が多くなる。ただ、依然として一発大型は十分狙える。自己記録更新を目指す意気込みで、気を抜かずに大型メジナ釣りにチャレンジしてみてはいかがだろう。

沖磯フカセ釣りで46.5cm1.69kg口太メジナ登場【西伊豆・田子】ラスト1投でヒット沖磯で上がった口太メジナ1.69kg(提供:TSURINEWSライター塩田哲雄)

<塩田哲雄/TSURINEWSライター>

▼この釣り船について
福由丸
出船場所:田子港