沖磯フカセ釣りで46.5cm1.69kg口太メジナ登場【西伊豆・田子】ラスト1投でヒット

沖磯フカセ釣りで46.5cm1.69kg口太メジナ登場【西伊豆・田子】ラスト1投でヒット

例年伊豆半島では河津桜が咲き始める頃から釣り上げたメジナのお腹を見ると、少しずつ抱卵し始める。そうなってくると、メジナは身も厚みを増し、ボテッとしたナイスなボディコンディションとなる。一年で一番、長寸と重量がある大型メジナを狙える季節到来だ。

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(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター塩田哲雄)

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塩田哲雄

磯のメジナ釣りをメインに、神奈川県三浦半島、伊豆半島、伊豆諸島をホームグラウンドに釣行しています。

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海釣り 磯釣り

春のメジナ釣り

ただ、単純に喜んでばかりはいられない。この時期は冬から春へ季節の変わり目。強風やウネリなど、天候という自然が妨げとなりなかなか思うような釣行ができない。それと、海水温の上下変動が大きい時期でもある。

ただでさえ産卵期を迎えたメジナは気難しくなっているのに、日によってもしくは干満の時間帯等によって、食いが立つこともあれば、極端な食い渋り状態になることも多々ある。

そういった様々な条件をクリアーして、釣り上げた良型メジナを見たとき、この時期ならではの釣りの醍醐味と感動を味わうことができると私は思っている。一日やってたった一回のアタリで、一発大物を釣り上げる。例え釣り上げられなくてもそれも釣り。ロマンがあると思いませんか。

西伊豆の田子へ釣行

そんなロマンを求めて、天候に恵まれた3月15日、静岡県西伊豆町の田子地区へと釣行した。いつもお世話になる田子港福由丸(ふくよしまる0558-53-1120)船長へは、前日に予約をして出船時間の6時までに港へ入った。

沖磯フカセ釣りで46.5cm1.69kg口太メジナ登場【西伊豆・田子】ラスト1投でヒット福由丸(提供:TSURINEWSライター塩田哲雄)

ヨンボリへ渡礁

平日にもかかわらず大勢の釣り人が来ていた。船長の指示で順番に磯へ釣り人を降ろしていく。

沖磯フカセ釣りで46.5cm1.69kg口太メジナ登場【西伊豆・田子】ラスト1投でヒット田子の沖磯群(提供:TSURINEWSライター塩田哲雄)

ようやく私の番が来て、渡礁したのはヨンボリという収容人数1名の独立した小さな磯。田子には、沖磯と地方の磯があり、特に沖磯には男島(おじま)と女島(めじま)という二つの大きな島がある。その周りに独立した小さな磯が点在し釣り場となっている。

沖磯フカセ釣りで46.5cm1.69kg口太メジナ登場【西伊豆・田子】ラスト1投でヒット釣り磯「ヨンボリ」(提供:TSURINEWSライター塩田哲雄)

男島にあるヨンボリは小さな磯ではあるが、上がってしまえば足場は良い。北西向きがポイントとなり、水深は7~8m前後。大小の沈み根がいたる所にあるので、その根と根の溝と根際を主に狙うこととなる。

使用したコマセ&タックル

最初に準備したのがコマセ。一日分を一度にバッカンの中で作ることは無理なので、前半用を作った。全解凍したオキアミ3kgをマゼラーで粗めにカット。その中に「グレパワーV11」を半分入れてよく混ぜ合せた。

沖磯フカセ釣りで46.5cm1.69kg口太メジナ登場【西伊豆・田子】ラスト1投でヒットフカセ釣りで使用したコマセ(提供:TSURINEWSライター塩田哲雄)

次に「グレパワーVSP」、続いて「超遠投グレ」其々半分入れては混ぜ合せた。仕上げに海水を少しずつ入れやや硬めにした。理由として、近場狙いだけではなく、大遠投するシーンがきたときのため。後半分は、前半用を使い終わってから作るようにした。

タックル

沖磯フカセ釣りで46.5cm1.69kg口太メジナ登場【西伊豆・田子】ラスト1投でヒットフカセ釣り仕掛け(ノーシンカー)(提供:TSURINEWSライター塩田哲雄)

タックルは、サオ:がま磯インテッサGⅤ1.25号5m、リール:22トーナメントISO競技LBD、ミチイト:銀鱗SSブラックマスターエクストラ1.75号、ハリス:トヨフロンスーパーLEXハイパー1.7号を10m取り、その中に塩田ウキMサイズ00号仕掛けを組んだ。ハリ:A1一刀グレ6号。

沖磯フカセ釣りで46.5cm1.69kg口太メジナ登場【西伊豆・田子】ラスト1投でヒットフカセ釣りのタックル(提供:TSURINEWSライター塩田哲雄)

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