夏の終わりにひと段落したが、年末に向かって再び人気が上昇するマダコ。港にもよるが、東京湾では6~8月と11~12月が多い。茨城沖では、例年11~12月に釣りの盛期を迎えるが、今季はすでに朗報が聞こえてきている。
下処理
冷凍しても味が変わらず、さまざまな料理の食材にできるのが魅力。下処理法にもいろいろあるが、一例としては次の通り。
まずヌメリ取り。これは塩で揉むが、一度冷凍させて半解凍状態にすると断然取りやすい。
また数が釣れたときは、ゆでずにそのままビニール袋に1尾ずつ入れ、空気を抜いて冷凍すれば半年くらいは保存がきく。
【ゆで方】
①塩もみ後のタコを沸騰したたっぷりの湯に足先から入れる
②ゆで時間は1kgのタコに対し1分半、2kgで2分半が目安。
小型なら赤っぽく色が変わり足が丸まればOK
③ゆで上がり後、素早く水にさらして粗熱を取る
お勧め料理:酢だこ
材料・ゆでダコ500g、漬けダレ(酢400㏄、砂糖カップ3分2、昆布10cm、塩大さじ1、しょうゆ少々、食紅少々)を鍋に入れてひと煮立ち。
冷めた漬けダレに切り分けたタコを入れ、丸一日漬け込めばでき上がり。
また、使う酢はリンゴ酢などを使えばまろやかな味になる。もちろん食紅なしでも大丈夫。乱切りキュウリを混ぜてサラダ風にしてもとても美味。
<週刊つりニュース関東版 編集部/TSURINEWS編>
▼この船について
山正丸
エリア:茨城エリア
出船港:大洗港