ジギング・キャスティングの二刀流で
一般的にジギングとキャスティングでは、ジギングの方が釣果はだしやすいというイメージがあると思う。数釣りのジギング、サイズのキャスティングというのは間違いないが、今回のタイミングのように、ジギングよりキャスティングの方がイージーに釣果が出しやすくなるタイミングというのも確かに存在する。
過去にはキャスティングが大爆発して、午前中だけでキャスティングで30尾以上の釣果を叩きだしたが、ジギングでキャッチしたのは2尾だけということもあった。
まあ、それはかなり極端な例であるのは間違いないし、今回のような長期スパンでそういったパターンとなることは多くはないが、一日の短い流れの中で限定したときはキャスティングの方が釣果を出しやすいタイミングが訪れることは多い。
もちろんジギングで狙うかキャスティングで狙うかは各個人の自由だが、両方の選択肢を持っていた方が、どちらの状況に転んでもおいしい思いをすることができる。特に春のシーズンはジギング・キャスティングともに攻略しやすいシーズンでもあるので、どちらのタックルも準備しておくことがベストである。
まだまだ春のヒラマサシーズンは続くので、今後も状況を見極めながらヒラマサを狙っていきたい。
<週刊つりニュース西部版APC・岩室拓弥/TSURINEWS編>