ジギング釣行でブリ族フィーバー船中70尾【山口】サイズは3〜8kg級

ジギング釣行でブリ族フィーバー船中70尾【山口】サイズは3〜8kg級

2月17日、山口県長門市油谷、久津港出船の入江丸でジギングへ行って来た。この時期に好釣果の話はあまり聞いたことはなかったのだが、連日ヤズ~ヤズ太クラスが数釣れているとのことで期待しながら午前6時30分に7人で出船。

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(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース西部版APC・藤井貴之)

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入江丸でジギング釣行

予報に反してウネリがきつく、時折船外に放り出されてしまいそうなほどの波に揺られながらポイントの角島沖に約1時間で到着。水深は90~100m。底から10mくらいにベイトの反応がうっすら出ている。

ジギング釣行でブリ族フィーバー船中70尾【山口】サイズは3〜8kg級 ジギングタックル(作図:週刊つりニュース西部版APC・藤井貴之)

早速開始。私以外の6人はみんな電動ジギング。独特の電動音が船内に鳴り響く。この船はスパンカーを使って船をたててくれバーチカルでピンポイントに狙うので比較的軽めのジグでも底取りが容易。私はいつものCBマサムネ155gで開始。ウネリでシャクりづらいのもあるが、潮が行っていないようでジグがかまない。次の流しですぐにジグを変更して臨むも反応なし。

ジギング釣行でブリ族フィーバー船中70尾【山口】サイズは3〜8kg級電動ジギングタックル(作図:週刊つりニュース西部版APC・藤井貴之)

他の人たちにもアタリがなく5分ほど移動した次のポイントで再開。しばらくシャクっていると、底から30mくらいでジグのテンションがふっと抜けた。ハンドルを数回巻きイトフケを取るとロッドに魚信が伝わる。アワセを入れてフッキングに成功。上がって来たのは3kgクラスのヤズ。ファーストヒットに船内も盛り上がり、続けて船首の人にも同サイズがヒット。

青物連続キャッチ

次の流しでも同様に底から30m付近でフッキングしたが、巻き上げ途中にバラしてしまった。まだウネリが強く、船の上下でテンションが抜けてしまったようだ。これでしばらくアタリが遠のき、船長は再び反応を探して移動。当日は昼前くらいから潮が動くから、そこからが期待できそうとのこと。

15分ほど移動した100~110mとやや深場のポイントに到着。徐々にウネリも収まり、ようやく釣りに集中できるようになってきた。再開早々、左舷ミヨシの電動ジギンガーに3kgクラスのヤズがヒット。続けて左トモにも同サイズがヒット。ともに中層までシャクって食った、とのこと。やはり魚は上ずっているようだ。

ジギング釣行でブリ族フィーバー船中70尾【山口】サイズは3〜8kg級入江丸で青物ヒット(提供:週刊つりニュース西部版APC・藤井貴之)

すると隣で電動ジギングをしていた吉武さんにヒット。と、私にもアタリ。各所での連発に船内のボルテージも上がる。吉武さんが無事ランディングに成功し、私もあと20mほどのところまで来たが、まさかのフックオフ。

良型交じりでヒットやまず

気を取り直し続けていると、底から10mくらいのところでジグに絡みつくような感覚。少し止めて食わせの間を取ると乗った。3kgクラスをキャッチした。再び同じパターンでフッキングに成功。その後も食い気自体はさほど高くないのか、ジグに興味を示してジャレついて来るパターンが続いた。

ジギング釣行でブリ族フィーバー船中70尾【山口】サイズは3〜8kg級入江丸で青物キャッチ(提供:週刊つりニュース西部版APC・藤井貴之)

船長の言葉通り、昼ごろから潮が行き始めると魚からの反応も多くなり、各所でヒット連発。中には6~8kgクラスの良型も上がったが、私はひたすら3kgクラスのヤズが続く。バラシも多く、水深も深いので腕はパンパン。

全体釣果は70尾近く

イケスに魚もあふれだした午後1時すぎ、最後1流しのアナウンス。すでに10尾を釣り上げ体力も限界に近づいていたが、気力を振り絞ってジグをシャクると、底から10mでドン。今までよりは重量感のある抵抗。最後の最後にサイズアップの6kgをキャッチして終了。

結果、私は3~6kgのヤズ~ブリ11尾キャッチ&5バラシの釣果となった。船全体でも各自7~13尾の釣果で70尾近く上がったが、ヒラマサは0尾だった。この時期にこんなに青物が上がった記憶もなく、船長も珍しいといわれていた。いつまで続くのか分からないが機会があればまた釣行したいと思う。

<週刊つりニュース西部版APC・藤井貴之/TSURINEWS編>

▼この釣り船について
入江丸
出船場所:久津港
この記事は『週刊つりニュース西部版』2023年3月17日号に掲載された記事を再編集したものになります。