九州に面する玄界灘は冬のジギングシーズン真っ最中。寒鰤、ヒラマサは遠くから遠征に来るアングラーもいるほどの人気ターゲット。今回はそれら青物を狙って玄界灘へジギングに釣行してきた様子をレポートする。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター檜垣修平)
光生丸でジギング釣行
今回は同行者の行きつけの光生丸に乗船。確かな腕と気さくな感じが初心者にも嬉しい船長だ。駐車場は少し離れたところにあるので、乗船の際は事前に聞いておくと良い。
3/4(土)5:40に港に到着、荷物の積み下ろしをして6:30頃に出船した。当日は中潮で満潮が9:00頃。上潮の残りをやってから潮止まりを迎え下潮に入るような感じだ。
船中ブリから顔出し
沖ノ島までは2時間ほどの距離があるが、それでも行く価値がある漁場。船は一直線に沖ノ島へ向けて出発した。1時間ほど走り途中の魚礁をひと流ししたが特に反応はなく移動。ついでに私のこの日のタックルを紹介しておく。
スピニングタックルはドラッグフォース4番にPEライン3号。ベイトタックルはオシアジガーインフィニティ65-2にPEライン3号。
8:30頃、沖ノ島がよく見えるくらいの場所まで走って本番開始。水深は80m前後で、タイミングとしては上げ潮の終わり間近。風もなく流れが効いていないようでジグは真下に落ちていく。
しばしやり続けているとミヨシ側の同船者にヒット。連鎖して胴の間にいた同船者にもヒットしてトリプルヒットとなったがラインブレイクでゲットできたのはブリ一本だけだった。
その後は特に何も起こらず、アヤメカサゴがたまに掛かってくる。底潮が動いてない、とは船長談。厳しい時間がやってきた。
船中続々ヒットも筆者にはアタらず
点々とポイント移動を繰り返すがどうにもヒットがない時間が続く。無線で聴く限り他の船もパッとしないようだ。昼も過ぎ、14時には朝の潮止まりからの下潮も終わってまた上潮に変わり始めた。
船長の判断でもう一度朝のポイントに入り直すと鳥山ができている。朝とはまた違う雰囲気に期待が高まる。しばらくやっていると周りでポツポツとヒットコールが始まり続々と青物が上がり始めた。同船者には10kg超えのブリがヒット。
長さはないが丸々と肥えているブリが多い。ついには自分の両隣でヒットしているが自分はアタリもないと言う状況になってしまった。何かが噛み合わない。
そこで使い慣れたジグから、船長が普段ブログなんかでオススメしていたジグにチェンジ。ものは試しにと昨日買っておいたのだ。見ているとどうやら同船者にもそのメーカーのジグを使っている人が多い。