鳥屋野潟は新潟市の中心にあり、新潟駅から一本道でアクセスできます。多くの新潟市民に親しまれている水辺ですが、実際にどのような魚が生息してるかはまだまだ知られていないところ。今回はその鳥屋野潟で釣れる魚5選を紹介します。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター川上克利)
新潟市・鳥屋野潟とは?
鳥屋野潟は新潟市の中央区に位置する潟です。周辺には信濃川や栗ノ木川といった河川があり、新潟市民には身近な水辺として親しまれてきました。また、スポーツ施設や公園などが整備され、筆者自身も幼少期から慣れ親しんだ場所になります。
かつては汚かった?
高度経済成長期の鳥屋野潟は、生活排水や農業排水などが原因とされた、深刻な水質汚染問題に直面していました。当時は、ヘドロや悪臭などの問題もあり、地元の方いわく鳥屋野潟の魚を食べるのは不可能とのことだったようです。
しかし、その後は上下水道の整備や市民の意識変化などもあり、徐々に水質も改善してきました。
今では鳥屋野潟の魚を食べるイベントなども開催されて、さらに親しみやすい水辺へと変化しています。
鳥屋野潟で釣れる魚5選
ここからは、鳥屋野潟で釣ることができる魚を、何種類か紹介していきたいと思います。
鯉
鳥屋野潟は鯉の魚影がかなり濃く、サイズも大型のものが狙えます。
釣り場では地元の方が鯉を狙っているのをたびたび目撃します。
フナ
つぎにフナです。鳥屋野潟のフナは全体的に型がよく、もっとも人気のあるターゲットです。
釣り番組のロケが行われたこともあるくらい、鯉と同じように魚影は濃いようです。
ブラックバス
ブラックバスも鳥屋野潟に生息する魚です。生息数は少ないですが、ルアーフィッシャーマンに人気のバスも狙うことができます。
釣れるサイズは全体的に大きく、ヒットすれば一発大物の可能性が高い釣りになります。
雷魚
そして雷魚も鳥屋野潟に生息するルアーフィッシング対象魚です。昔から鳥屋野潟は、雷魚が沢山いるということでも有名な場所でした。
新潟県自体が雷魚の多いエリアで、かつては地元の釣具店がフォトダービーを開催していたほどです。いまでは以前ほどではありませんが、近年もポツポツと姿をみることができる魚です。
ナマズ
最後にナマズを紹介します。ナマズは、鳥屋野潟に生息している在来のフィッシュイーターです。
数もかなりで、ミミズなどを使って鳥屋野潟で投げ釣りをしていると、頻繁に釣ることができるターゲットです。大きなもので70センチ近いナマズをみることもでき、鳥屋野潟がいかに豊かなフィールドであるかがわかります。