久々に4日間の連休が取る事ができましたので、今回は連泊して釣り三昧することになりました。少しだけ遠い所で釣りを楽しみたいと思ったので、結果として伊豆半島ぐるり旅釣行になりました。1日2日目は知り合いの方々と釣り練習、3日目は伊豆下田地磯を本命として4日目は天候次第の予備として楽しむことにしました。結果は果たして?
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター桂宏樹)
3日目は伊豆下田・赤根島へ
伊豆急下田駅から歩いて20分、タクシーで5分ほどで入口に到着する半島状態の釣り可能ポイントです。下田海中水族館が隣接している関係で、元々は島みたいですが、道路が舗装され地続きになっています。
磯に入るためには階段を登り、獣道を通って地磯を降りていきます。真鶴半島の戒崎等への入磯と比べるとロープを使わない分、楽にポイントに着けます。
当日の状況
沖合に大きな堤防はあるものの、潮の流れは早く、この日は終日左から右へ川のように流れていく状態でした。
天気は曇で時々小雨。磯に吹く風はやや強くて指先は少々冷えますが、問題なしと判断。午前10時頃釣りを開始しました。
午前中はチビメジナのみ
釣り始め1時間弱は全く魚の気配もなく、足元に撒いても魚の姿は見えない状態が続きます。まだ温かいとはいえ冬なので、午前中はメジナを寄せる時間と割り切り、黙々とまきエサをあちこちに撒いて様子をみます。
昼前ぐらいからチビメジナが盛々釣れる状態になりました。20cmにも満たないチビグレ達れ出しました。メジナ釣りのセオリーに従い、ウキの真下にG6ガン玉1つ追加して様子を見ます(メジナは小さいサイズの群れの下にサイズアップがいることが多いらしい)。
半誘導ですが、ウキ上側の半誘導部分まで沈みきると、G6ガンダマの影響でごくわずかに仕掛け全体が沈んでいく仕様に変更しました。
仕掛け全体がわずかに沈んでいくような仕掛けにしてしばらくすると今度は25cm前後のメジナがポツポツ釣れるようになりました。この時点でメジナがヒットするポイントとエサの流し方がほぼ確定。ピンポイントで攻めていくことにします。
仕掛け再変更でサイズアップ
ここで仕掛けを再度変更します。
サイズの小さいメジナ層を速く沈下させ、通過後にゆっくり仕掛け全体が沈下するようなイメージの仕掛けです。
32cmのメジナ
更なるサイズアップを目指して、マーキングストッパー下にガン玉G6を1つ追加します
もう仕掛けがガン玉だらけの状態です。すると、なんとか尺超えの32cmメジナをキャッチすることができました。
48.5cmクロダイが登場
流石に仕掛けが早く沈むためかしばらくアタリがない状態が続きます。仕掛けを元に戻そうと竿をたてた瞬間、海中でかすかに見えていたウキが一瞬で斜め横に消え去りました。直後にサオにやってきた強くて重く暴れない引きを味わいます。
久々の大きな引きにワクワクしつつ、ゆっくり距離を詰めていきます。そして姿を見せたのは、48.5cmの立派なクロダイでした。そこはメジナでてきてくれよ。とちょっと思ってしました。(笑)
とはいえ、良型サイズの魚に心が弾みます。雨足が強くなってきましたが、この1匹で報われた気がします。でも狙いはあくまで良型のメジナですので、ここで満足せずに釣りを続行です
サイズダウンで納竿
しかし以降メジナのサイズがダウンし続け、16時30分頃にはサイズが20cm近くまで戻ってしまいました。
雨も強くなりつつあり、風も出て周りも暗くなってきたため、ここで納竿し、まだ日が沈み切らないうちに再度茂みを通過して宿に戻りました。冷えた体を温泉で温め、明日に備えて早めに寝ます
赤根島漁港