2月上旬の早朝、千葉県南房総の太夫崎港へアジ狙いで釣行してきた。この場所は、アジが釣れ始めてからすでに1カ月以上経っているので、もう釣れなくなっても不思議ではない。しかし、せめてオデコは避けたいとの思いが通じ、27cm級本命ゲットできたのでレポートする。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース関東版 APC・大熊規男)
35cm級も釣れたが・・・
状況は厳しそうながら続けていくが、アタリは遠くて時間だけが過ぎていく。周囲でも釣れた様子は見られない。
「1尾で終わりか」と思ったとき、ウキが沈んだ。竿を立てると、ずっしりとした重さが竿に伝わり、巻き始めるとかなり引きが強い。ゆっくり慎重に引き寄せ、やがて見えてきたのは予想外の大型。抜き上げて測ると35cm級だった。
すぐにハサミで絞めてバケツに入れようとしたが失敗。落ちたアジが岩場を滑って海に落ちてしまった。浮いているのでゆっくり取ろうとしたら、猛スピードで消えていき、しばらく見ていたが浮いてこなかった。
その後アタリがくることはなく、すっかり明るくなった7時すぎに釣り場を後にした。
<週刊つりニュース関東版 APC・大熊規男/TSURINEWS編>
太夫崎港