近年のコロナ過による影響か、ここ3年ほどで渓流アングラーの数が一気に増えたように思う。大自然の中で楽しむ渓流釣りは小さなトラブルが意外と多いのだが、こういったトラブルを解決してくれる、著者が便利だと感じだグッズを2点紹介しよう。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター荻野祐樹)
便利グッズ:エンドロープ
渓流釣りの必須アイテムであるタモを遡行中に落としてヒヤリとした人は著者だけではないはず。そんな不安を一蹴してくれるのが、次に紹介するエンドロープと呼ばれるアイテムだ。
タモを腰のベルトと接続できる
大抵のタモには、エンドロープをセットする場所が設けられている。こにエンドロープのタモ取り付けパーツをセットし、エンドロープ本体と繋ぐ。
そしてこのエンドロープ本体を腰のベルトに接続すればOKだ。これで、激流の中スルリと落としてしまってもベルトとタモが繋がっているので、安心である。
マグネットリリーサーとの比較
過去にマグネットリリーサーを使用していた同行者が、遡行中にタモを紛失してしまったことがある。マグネットリリーサーはあくまで磁力でくっ付いているだけなので、強い力が働けば当然外れてしまう。その点、エンドロープは物理的に繋がっている為、落とした際に必ず気付いて回収することができる。
意外とリーズナブル
エンドロープはその造りの単純さもあり、どのメーカーの物でも1000円前後で入手できる。これを高いと思う方もおられるかもしれないが、タモを失くしてしまえば当然この程度の金額では済まない。渓流釣りの際はエンドロープを導入しておくことを強くオススメする。
便利グッズで快適な渓流ライフを
今回紹介したグッズを導入してから、著者の渓流釣りも随分と快適になったと感じる。せっかくの休日に素晴らしい大自然の中にやってきたのだから、できる限りストレスなく楽しい釣行となるよう、導入を検討してみてはいかがだろうか。
<荻野祐樹/TSURINEWSライター>