都心からでも1時間半の距離にある真鶴半島。磯やゴロタ浜が多く、周辺海域はとても豊かな漁場でもあります。当然釣り人にとっても魅力的なフィールドがたくさんあります。今回は、真鶴半島のボート釣りを紹介します。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター荒木清)
ボート釣行の注意点
釣り物もポイント選択も自由が嬉しいボート釣りですが、身の安全確保も自身で行う必要があります。一歩間違えば命に関わる事態にも直結します。最低限の知っておくべき注意点も紹介しましょう。
ボート操船の注意点
海には定置網や隠れた暗礁がありますが、定置網は漁師さんの邪魔になります。なおかつ、プロペラが網に引っ掛かり大変危険ですので、近寄らず釣りをするといいです。隠れた暗礁などは、ボート店に前もって確認されたほうが良いと思います。
出港時の注意点
出港前に忘れ物などがないようにと、暗礁や定置網、遊漁船の航路などボートで行くと危険な場所があり、大変危険ですので出る前に確認すると良いです。
天候変化の注意点
真鶴の尻掛は夏の時期に吹く南や南西風、西風に非常に弱いです。北風は比較的に強く、釣りがしやすいのが特長です。中でも危険なのは途中で風が変わる予報で、例にすると北→南や南西。北→西風などが強く吹く予報は注意した方がいいです。
沖から帰れなくなって助けにいったこともあります。風が変わり始めると、時には一瞬で白波が立ち始めます。少しでも風が強くなったり、白波がたち始めたら、すぐボート店に電話して避難することをおすすめします。
帰港時の注意点
ボートには帰港時間が決まっており、その時間までに帰ることはもちろんですが、混雑が予想されるので少し早めに戻ることをおすすめします。あと砂利や岩などが船を陸に上げる手前に(水中)多数存在しますので、ペラを傷つけないように注意しましょう。
シーアンカーの使用方法&注意点
真鶴沖ではアンカーが禁止されているため、シーアンカーを使うことになります。シーアンカーは船流れを風と潮に同調させ、船の流れを調節し釣りをしやすくするための道具です。使う際はエンジンを切った状態でパラシュートを出し、パラシュートが開いたら釣りを開始するといいです。
開かない状態で釣りをすると、絡みの原因にもなります。やみくもに使うと後ろのプロペラと絡まり大変なことになるので注意が必要です。使う際はボート屋さんに聞いておくと良いと思います。
茂木ボート店
最後に、筆者が利用している真鶴エリアのボート屋、貸ボートモギを紹介します。ボートの種類としては、2馬力、6馬力、8馬力の3種類があります。6馬力と8馬力は免許がいるので注意が必要です。値段も2馬力6000円、6馬力9000円、8馬力12000円です。値段も電話の際、確認をおすすめします。
レンタル品
ライフジャケットはありますが、シーアンカーやロッド等はボート店に確認することをおすすめいたします。
予約方法
予約は電話での予約となり、SNS等で確認できます。以外と初心者でも入りやすいボート釣り。皆様が楽しい釣りライフを送っていただけると嬉しいです。
<荒木清/TSURINEWSライター>