100円ショップ「ダイソー」は、日に日に釣具のラインナップが充実してきている。今回は新たに発売されたPEライン(330円)を、バチ抜けシーバス釣行で使用してみた。入れ食いとなったシーバス釣行と、ダイソーPEラインを使用した感想を紹介する。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター宮坂剛志)
ダイソーのPEライン
100円ショップ「ダイソー」にも、PEラインが売られている。そんなニュースを耳にしていたが、あまり期待してはいなかった。と、いうより最近まで売られていなかったので、忘れていた。
そして先日、近所のダイソーでそのPEラインが売られてるのをついに発見した。気が付くとついつい買ってしまっていた。
さすがに100円ではないが、100mで300円(税込み330円)だ。0.8、1.0、1.5号と微妙なサイズが並んでいたが、試しに1.0号を購入してみた。ちょうどバチ抜けの情報が聞こえてきた所だったので、このPEラインを巻いて千葉の小河川へ陸っぱりのシーバスフィッシングに出掛けた。
300円(税込み330円)のダイソー PEラインの実力と使い心地はいかに?戸惑いと驚きの結果をお伝えしよう。
ルアーシーバス釣行へ
2月上旬。まだまだ寒いが、すでにハクを通り越した小型のベイトがチラホラ見える。それでもバチ抜けはまだ早いと思いつつ、千葉の小河川へルアーシーバス釣行に出掛けた。
釣行当日は大潮。場所は地元のアングラーに有名な小河川で、バチ抜けの季節には小場所にも関わらず、暗くなるとアングラーが集結する、そのような地元天国的な場所だ。
しかし小さい場所ではあるが、場所取りでトラブルになるほど狭くはない。しかも潮が引くと釣りにならないので、満潮時から下げの数時間しか釣りにならないから、アングラーの入れ代わりも随時ある。
バチ抜けを確認
暗くなって下げ始めると、ぞくぞくとアングラーがやって来る。あとから来たアングラーと軽く挨拶を交わし、釣りに入る。
ここ最近は雨が全く振らないので、夜でも水はドクリアだ。水中はよく見えるが、いつまでたってもバチが抜けない。もちろんシーバスからのコンタクトもない。いよいよ潮が本格的に引いて釣りにくくなって来た所でチラホラとバチが抜けて来た。
40cm級シーバスが入れ食い
だがバチの数も少ないし、なにより細い。そんな状況でもバチが抜けると、水面は賑やかになりはじめる。
少しレンジを入れるため、フローティングミノーをゆっくり引くとアタリが連発。バチ抜けのはじめとあって、釣れてくるのは40センチ級のシーバスだが、釣れまくる。バラしたりすぐ逃したりしても手返しよく釣って行く。
後日にも数釣り
比較的短時間で数釣れるので、これはこれで楽しい。つい夢中になってしまった。周りでも同じようなサイズがポツポツと釣れている。
だが、いつまでたってもこのサイズなので少しすると飽きて来る。何匹か釣って、場所もルアーも変えたが同じようなサイズなので、この日は数に満足して帰ることとした。後日再び同じように大潮で入ったが、やはり40センチクラスが数釣れるだけであった。
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