誰にでも簡単に高級魚を釣って食べて貰いたい!アカムツ釣りは思ってた以上に簡単で、今はライトタックルでも出来るアカムツ釣り!女性や子供でもできる手軽な釣り。少しでもアカムツ釣りに興味を持ってもらいたい。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター荒木清)
富山湾のアカムツ釣り
アカムツは全国各地で釣れる魚で、乗合船を出している船も各地にあります。中でも今回は富山湾のアカムツ釣りに注目。まずは富山湾のアカムツ釣りの概要・特徴から説明していきましょう。
シーズン
数釣りなら5月~8月。単発大型狙い9月が狙い目!2月~始まるホタルイカシーズンは食いが悪くなる。
ポイント特性
富山湾のアカムツはポイントが船を出て20分も掛からない近場。移動時間が短いということは、実際に釣りをする時間を長く取れることにもつながります。また、狙う水深が90m~140mと浅いのも特徴。ライトなタックルで狙えるうえに、深い水深よりも手返しが早くできるため投入回数が増え、本命釣果の確率がアップします。
胴付き仕掛けでの釣り方
まずは仕掛けを海底まで一気におろしましょう!仕掛けや糸が太刀魚やフグに切られないように仕掛けが海底について、リールの糸が止まったら即糸フケを取りましょう。根掛かりやほかの人と仕掛けが絡まない用にするために、仕掛けを50cm~1m上げて少し待ちましょう。仕掛けやエサが潮に馴染んだタイミングでアカムツが食うことがあります。
仕掛けの動かし方
仕掛けの上げ下ろしゆっくり行いましょう。人間も急に物が上から落ちてきたらビックリしますよね。それと同じ、アカムツも生き物です。アカムツ釣りはゆっくりとがキモです。特に、渋く釣れないときほど効きます。活性が高いときは海底に落ち、仕掛けをあげるときにすでに付いている時もあります。
誘い方
アタリが無ければ誘いましょう。まずは1m上げて5秒程度ストップ。それでもダメならゆっくりおろして5秒止める。これを2~3回繰り返します。誘いはゆっくりとソフトに、誘った後も忘れずに。
棚取り
棚取りはこまめに、かつソフトにアカムツがいるであろう場所や水深を探しましょう。アカムツは海底0~5mにいると言われてます。実際に5m上で食ったこともあるほど。釣れたら同じやり方や同じ水深で狙うといいです。
アカムツは同じ水深にいるのでそこをピンポイントで狙いましょう。慌てずさっきのやり方、エサの付け方、同じ水深を思い出して探りましょう。
釣れるアカムツの型や数
4~5月のシーズンインからしばらくは小~中型の個体がメインになります。と言ってもアカムツはアカムツ!脂ノリもそんなに変わらず美味!型は大きくなくとも数が釣れるのも特徴です。初心者の方でも手軽に狙いやすい時期とも言えるでしょう。
6月~は中型主体で時には大型も混じってきます。一発大物狙いという方も是非ねらってみてはいかがでしょうか。10月以降は再び小型サイズがメインとなりますが、日によって型やサイズがガラッと変わることもあります。
魚の数が多い
富山はアカムツの宝庫と言っても過言ではない!魚の数がなんといっても多い。自分が初めて富山でアカムツを釣ったときは中級クラスメイン、中には大物を含めて9匹という釣果!多い方だと20~30匹も。富山湾には夢がありますね!相模湾や駿河湾、東京湾などではこの数はまず難しいでしょう。
陸から近い点や水深が浅いなども魅力の一つです。他県から仕事終わりでそのまま来る方も多い場所でもあります。放流も一つの要因であると自分は思います。大事にこの環境を守りたいものですね。
釣り入門にオススメの理由
水深が浅いので、ライトタックルでできます。オモリも100~120号と軽めで、針の本数も少ないなど、女性や子供でも扱いやすいです。また、エサはホタルイカのみでOK。アカムツ釣り入門には富山湾が断然オススメです。