トンボジギング釣行で10kg級ビンチョウマグロ続々【三重】 白熱の8人同時ヒットも

トンボジギング釣行で10kg級ビンチョウマグロ続々【三重】 白熱の8人同時ヒットも

昨年末で定年退職を迎え、サンデー毎日となった。新年早々のウイークデー釣行にいささか違和感を覚えながらも、本格シーズンに突入中のトンジギ釣行へいても立ってもいられず、1月6日に三重県志摩市和具の遊漁船に単独釣行した。

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(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース中部版APC・伊藤明洋)

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白熱の8人同時ヒット

残り1時間。するとドラマがやってきた。午後1時40分の沖上がりまで20分。風は微風となり、アングラーのほとんどは諦めかけていた。

船長から「70mラインにきたよ!」と声がかかり、その瞬間だった。ミヨシのアングラー、そして右側アングラーと次々にヒット。すると私のロッドも引き込まれた。やがて8人全員にヒット。

問題はラインが立っていたため、隣のアングラーと交差し3人のラインが擦れた。私はすかさず電源コードを抜き、何とか交わし手巻きで巻き取ることに成功。早々に船長の構えるタモに収まった。ミヨシの2人は同じバッテリーから電源コードを取っていたので、手間取ったが、何とか取り込めた。

トンボジギング釣行で10kg級ビンチョウマグロ続々【三重】 白熱の8人同時ヒットもトンジギで3尾キャッチ(提供:週刊つりニュース中部版APC・伊藤明洋)

驚きは終日手巻きでシャクリきった女性アングラーだ。この最終ドラマも見事に巻き取り、サオ頭となる3匹目を取り込んでいた。結果的には、この最終のヒットで6匹上がり、本船は彼女が釣った11kgを頭に10匹となった。

桟橋に戻ると、3匹のマグロを誇らしげに持つ彼女に皆で手をたたいた。これから4月まで志摩ではトンボジギングが最高潮となる。これからトンジギを始めたいアングラーには絶好のチャンス!皆さんも挑戦してはいかがだろうか。

<週刊つりニュース中部版APC・伊藤明洋/TSURINEWS編>

▼この釣り船について
出船場所:和具
この記事は『週刊つりニュース版』2023年1月27日号に掲載された記事を再編集したものになります。