12月21日(水)、千葉県習志野市の茜浜緑地の近くを流れる菊田川河口へクロダイの前打ち釣りに出かけた。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース関東版APC・大熊規男)
菊田川河口で前打ち釣り
現地に着いて、まずはエサのカニ採取。以前釣ったサバをネットにくるんで、ヒモで岩の隙間に落としてしばらく待機。5カ所に仕掛けを置き、15分ほど待ってからゆっくり上げると、網の底にカニが付いている。大小交じっているので、小さいものを選んで大きいものはリリース。
20尾ほど捕獲できたところで釣り開始。ここのカニはつかむ力が強く、そのまま使うと底の岩にしがみついてなかなか剥がせなくなる。そこで足の先を5mmほどカットしてエサ付け。できるだけ深そうな消波ブロックの際を狙う。
仕掛けと釣り方
当日は、カニ専用の4号バリにガン玉5Bを打った重めの仕掛けを使用。底に着いたらすぐに聞きアワせるように穂先を上げ、何もなければ次に移動。違和感があったときは2度、3度探っていく。
集中して探っていくが、アタリはない。「季節的にこの釣りもそろそろ終期かな」と思いつつ続行。
100mほど探っても反応がない。今度は戻りながら探っていく。すでに1時間半は経過したが、復路もなかなか反応は得られず、時間だけが過ぎていく。
30cm超えクロダイキャッチ
やがて、最初の河口付近に近くまで戻ってきた。まだやっていない少し離れた消波ブロックに仕掛けを落とすと違和感。仕掛けを上げると、カニが潰されている。
カニを付け替えて投入し、着底後に聞きアワせると少し重い感じ。さらにゆっくりと竿を立てていくと、次第に重さが増していった。力を入れて竿を起こすと、魚の引きが伝わってきたので一気に引き上げた。水面に現れたのは小型ながらも本命。30cm超えクロダイだった。
ようやく捕らえたアタリをものにできて大満足。時計を見ると16時。すぐに日が落ちるので、ここで終了した。
<週刊つりニュース関東版APC・大熊規男/TSURINEWS編>
菊田川河口