11月22日(いい夫婦の日)の3日後となる11月25日、岡山・日名倉養魚場に戎木夫妻と、メモリアル釣行をしてみました。上層を意識した小バリの釣りで、新子アマゴが爆釣した当日の釣りをリポートします。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター森雨魚)
新子アマゴが連続ヒット!
その後も上層を意識した小バリの釣りで、次々に新子アマゴがヒットします。時折、釣りポイントを休めながら3ポイントを攻めて、1時間も経たないうちに家族分には十分過ぎる釣果となります。
この時期の新子アマゴは、放流後に流れのやや穏やかな瀬尻に群れ、上層から中層を流れてくるエサによく反応し、われ先にとエサに飛びついてくる傾向があります。しっかりと食わせ、ヒットポイントから少し離れたところで取り込むのがキモです。
その点で小バリならハリ先も隠せ、違和感なく食ってくれるため釣果アップにつながります。
「いい釣り夫婦」も大満足釣果!
釣りポイントが2筋の水流れになっている下流のポイントを選択した戎木夫妻は、ご主人のアドバイスも加わって、川岸にいきなり立ち込むことなく1歩引いて仲良くスタンスをとり・セオリー通りのナチュラルな釣りで釣果を伸ばします。
新子アマゴの捕食ポイントを見極め、アンダー・キャストから底波に乗せて流し、狙ったポイントへとプレゼンテーションします。違和感のある目印の動きに集中してやる気のある上手の新子アマゴから攻略をする作戦です。
流速になじんだ目印の動きに集中する奥さんの目はピンク・パンサーです。しかし、タモに収まった新子アマゴのハリを外すと一気に表情が和らぎます。「あんまり沢山釣るなよ!」と、ご主人から突っ込みがある始末。
思いやるご両人の熱々のバトル戦の結果は、意外や意外、奥さんに軍配が上がったようです。見守りながら釣りをするご主人は、やはりベストアドバイザー&グッドパートナーでしたね。
鮮度を重視して持ち帰り
持ち帰り時は、鮮度をしっかり保つためによく冷えた塩氷水に直接触れないように入れ、持ち帰ることがベストです。なお、下処理を現地でしてよいかは確認しておきましょう。
「背開き」にして天ぷらに
鮮度がよければ、料理の幅も広がり、「唐揚げ、フライ、天ぷら、一夜干し、甘露煮、アマゴ汁、塩焼き、ムニエル……」と、食べる楽しみが倍増します。我が家は、背開きにして天ぷらで頂き、家族にも大好評。また、ご近所さんにもおすそ分けしました。
当然、取り除いた骨は、骨酒で楽しめましたよ。
おわりに
当日は、早朝気温はマイナス2度と寒さの中での釣りスタートとなりましたが、太陽光が差し込む午前8時前からほどよい気温となり、午前9時過ぎには魚も活性化してきました。
ゆっくり釣行で楽しめる管理釣り場は、日和を見ての釣行がお勧めです。釣行前にしっかり現地と連絡を取り、いい思い出となる釣行に心がけて楽しんでみて下さいね。
<森雨魚/TSURINEWSライター>