調理してすぐに食べられる、カンタンお手軽、そして美味しい真鯛の生食2レシピを紹介。それが、締め時間たった3分の『スーパーライト昆布締め(SLK)』『スーパーライト酢締め(SLS)』です。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター宮崎逝之介)
昆布&酢締めは時間がかかる
一般的に、刺身の昆布締めや酢締めは調理に手間がかかる上に、調理してから食べ頃になるまでに数時間から半日以上待たなければならないことが多い。そのため、美味しいことは分かっていても、いざ作るとなると二の足を踏んでしまう釣り人も多いのではないだろうか。
お手軽締めレシピ
今回は、そんな釣り人のために釣ったその日にすぐ食べられるカンタンお手軽な昆布締めと酢締めのレシピを紹介したい。ポイントは昆布締めも酢締めも刺身に何かをかけるだけです。時間がないときでもサッと作れるので、コスパ以上にタイムパフォーマンスに優れたオススメレシピになります。
釣り場での下処理
真鯛が釣れたら魚が元気なうちにナイフと海水で血抜きをします。腕に覚えのあるかたは自分なりの〆かたでかまいません。血抜きした魚はクーラーボックスたっぷりの氷に海水をひたひたに注いだ海水氷などでなるべく鮮度のいい状態で持ち帰りましょう。
自宅での下処理
真鯛の鱗を落とし、包丁でアタマを落とし、腹を裂いて内臓を取り、水で洗ってきれいにし、5枚に下します。5枚におろした柵のうち食べる分だけ皮を引いてさっと水洗いし、キッチンペーパーなどで丁寧にふき取る(時間があるときはさらに塩を打って15分以上置いてドリップを拭き取ってください)。
スーパーライト昆布締め(SLK)
昆布は使わず昆布茶を振りかけるだけ。あっという間に昆布締め風の刺身に仕上がります。
材料
真鯛の切り身(適量)
昆布茶(適量)
作り方
1. 真鯛の柵を5mm厚くらいの薄切りします。
2. 皿に真鯛の刺身を並べ小さじ1/2程度の昆布茶を茶こし器や手付ザルでパラパラと振りかけます。3分ほど放置し昆布茶が刺身になじんだら完成です。
そのままいただくか、わさび醤油でいただくのがおすすめです。海苔で昆布締めした身を挟んでも美味です。昆布茶の量はお好みで調整してください。濃い目の味が好みのかたは刺身の両面にも昆布茶を振ってもけっこうです。
ただし、昆布茶は意外と塩気が強いので注意してください。薄めの味が好みの方は昆布茶の量を少なめにして調整してください。