東京湾金沢八景の荒川屋は、カレイ乗合を出す数少ない船宿のひとつ。ここでは、晴天ナギのなか釣り人9人でカレイ釣りを楽しみ、置き竿の私も34cmマコガレイを手にした11月22日のカレイ釣行をレポートする。秋の深まりが遅れている今年は、12月が肉厚の魚を求めるベストシーズンとなりそうなので、カレイ釣行の参考にしてほしい。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース関東版APC・木津光永)
ゲストに2kg級マダイ登場
10時半、船は杉田沖の水深12m前後の釣り場に移動。まずは、右舷トモで30cm級イシモチが上がる。数分後に右舷前の宮本さんが2尾目の35cm級、続いて左舷前寄り2番の住友さんが同級マコガレイをゲット。
左舷トモに入っていた常連の佐野さんは、2kg級マダイを釣り上げた。
筆者には20cmシロギス
その後、船中で17~20cm級シロギスが連発。多い人は10尾ほど釣り上げたが、カレイのアタリは終息してしまう。右舷前で35cm級マゴチが取り込まれたのを最後に、13時半に幸浦沖の水深12m前後の釣り場にリターン。
船の向きは南東に変わり、上げ潮が効いてミチイトが左舷後方へ傾いた。すると、左舷トモ寄り2番で30cm級アカメフグ(ヒガンフグ)が上がったのに続いて、同トモの佐野さんが35cm級マコガレイをキャッチ。
このポイントで私が釣り上げたのは、手持ち竿にきた20cm級シロギスだけで、15時に沖上がり。
最終釣果
船中釣果は31~39cmマコガレイ0~2尾、ゲストにシロギス、イシモチ、マゴチ、マダイ、ショウサイフグ、アカメフグが交じった。
今回は軟らかめのカワハギ竿を置き竿に使ってみた。ナギが幸いして良型マコガレイを手中にできたが、波立つ日だと跳ねが大きく不向き。また、手持ちに使ったテンヤマダイ竿は、軟らか過ぎて仕掛けが飛ばない欠点が見つかった。
<週刊つりニュース関東版APC・木津光永/TSURINEWS編>