千葉・養老川でシーズン最後の『ウナギ釣り』 アタリ多数も本命1尾手中

千葉・養老川でシーズン最後の『ウナギ釣り』 アタリ多数も本命1尾手中

「お父さん、今週は雨が降ったよね!ウナギ、釣れるんじゃない?」と息子からそそのかされ、千葉県養老川へウナギ釣りに出かけた筆者。40cm級のウナギをキャッチした釣行をお届け。

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(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライターこずろふ)

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こずろふ

早期リタイアを目指すアウトドア好きサラリーマン。いい年なのに釣り場のお爺ちゃんから「兄ちゃん」と呼ばれるのが目下の悩み。

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淡水の釣り ウナギ釣り

30分後に40cm本命キャッチ

開始から30分、そろそろ時合いとなってもいいはずだが……、と思っている矢先、流心に投げ込んだ竿に待望のアタリが!竿先が数度お辞儀する。だが、経験上ここでアワせるとすっぽ抜けることが多い。はやる気持ちを抑えつつ、食い込ませるためラインを送り込む……。

突然、竿先が大きく引き込まれた。本アタリだ!即座にアワせて……「よしっ!乗った!」。ウナギ特有のブルン、ブルンという引き。間違いない、ウナギだ。ラインは緩めずに近くまで引き寄せて、玉網は使わずに一気にブッコ抜く。草むらに放り投げられたウナギは、思ったより痩せていたが、40cmは優に超えている。まずは、待望の本命に安堵したのであった。

千葉・養老川でシーズン最後の『ウナギ釣り』 アタリ多数も本命1尾手中養老川で釣った40cm超のウナギ(提供:TSURINEWSライターこずろふ)

アタリあるも掛からず

ウナギの回遊ルートは、概ね決まっているので、私はすべての仕掛けを流心に沿って投げ込むことにした。しばらくすると3本中2本の竿にアタリが!息子にも指示し、それぞれラインを送り込む。……が、本アタリはなし。うーん、残念……。こんなことならアワセを入れておくべきだったか?

エサを付け直して、再度流心に投げ込むと、ほどなくして竿先がお辞儀した。アタリだ!どうする?アワせるか?一度送り込むべきか?逡巡を巡らす中、再度竿先がお辞儀する。反射的にアワせる!……が、乗らず……。「お父さん、ウナギ掛からなかったね……」息子が残念そうに私に告げる。「作戦は間違っていないと思うんだけどな……」と力なく返す私。

気を取り直して、再投入する。小さいアタリが続くが、やはり本アタリはないままだ。しばらくして回収すると良型のハゼが付いていた。

最終釣果

その後も小さなアタリが続くが、エサだけが取られる時間が続く。午後7時30分ごろからその小さなアタリも遠のいたため、予定どおり午後8時前に納竿し、撤収と相成った。釣果は、ウナギ1匹(外道としてハゼ1匹)。

自宅の池で飼育

余談となるが、現在、我が家には、この夏に釣った「エンピツウナギ」の「うな二郎」(写真参照)が元気に水槽で過ごしている。このようなこともあってか、我が家では、釣れたウナギを食べるのが忍びなくなってきているという風潮が生じつつあり、今回釣れたウナギも息子の提案で実家の池に放すことにした。池には、小エビやドジョウ、オタマジャクシがわんさかいるので、きっとエサには事欠かないに違いない。

千葉・養老川でシーズン最後の『ウナギ釣り』 アタリ多数も本命1尾手中飼育しているウナギ(提供:TSURINEWSライターこずろふ)

今回の反省点

さて、今回の釣行の振り返りをしてみると、ウナギらしきアタリが数多く見られたものの、エサだけが取られることが多かった。状況から判断するに「食い込みが浅い」、「ハゼなどの外道が多い」という事項が表層的な原因として挙げられるが、さらに深堀りしていくと、前者については、「使用したロッドが硬かった」「道糸がPEのため伸びが少なかった」のふたつ。

後者については「餌のチョイスに問題があった」ことがボトルネック(真因)として考えられそうである。次回のウナギ釣りは、来シーズンに持ち越しとなると思われるが、是非タックルやエサを使い分けて検証し、この結果をお伝えしたいと思う。

<こずろふ/TSURINEWSライター>

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