急に気温が下がり、朝晩などはめっきり寒くなったが、水の中は少し違うようだ。以前に東京湾の河川で温暖な水を好むカライワシが釣れている記事を書いたが、秋が深まるにつれて最盛期を迎えるこのカライワシゲーム。果たしてどのくらいの群れが河川に入っているのか?30cmを超える良型はいるのか?それらを確かめるべく実釣を行った。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター宮坂剛志)
ナイトゲームでセイゴ
釣れるには釣れるが、なんとなくすっきりしないので、ナイトゲームに突入することとした。
ここまで気温が下がると虫の心配はないように思えるが、油断はいけない。しっかり蚊が飛び回っている。
夜になっても水はなかなか流れない。そのためか?静かな水面でボラすら跳ねない。たまに水が動くとベイトも動いてざわつくが、すぐに収まってしまう。
来る日を間違えた感があるが、それでも諦めず投げるとようやくアタリが出たが、お約束のセイゴであった。もうこれ以上粘っても何もないと思い、終了とした。
最終釣果と今後の展望
結果的には良型のクロダイ、メッキ、セイゴ、カライワシと、渋いながらもそれなりの釣果となった。カライワシについては潮回りなどによっては数と型、両方狙える。大潮などのナイトゲームなら40cm級の特大サイズも出る。ここまでのサイズになると、クロダイよりも引きは楽しい。と、言うより並みのクロダイより引きは断然強い。数こそ出ないが一発大物狙いとしてはおもしろい。
外気温は寒くなったが川の中はまだまだ温かいようなので、今しばらくはカライワシゲームが楽しめそうだ。さらなる大物カライワシを狙って再度挑戦したい。
<宮坂剛志/TSURINEWSライター>