10月2日、愛知県・南知多町師崎港の石川丸で実釣会2戦目が開催された。カワハギ釣りが好きなメンバー20人が第八石川丸に乗船。楽しく親睦を図る実釣会だ。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース中部版APC・山本嘉弘)
石川丸で船カワハギ釣り
午前5時すぎに釣り座のクジ引きをして、私は左舷ミヨシから3番目。右は石永さん、左は芳山さん。決まった人から船に乗り込み準備をした。
出船前に企画・運営の久松さんからあいさつがあり、この日誕生日だった第八石川丸の浜本船長を拍手で祝った。
午前6時に出船、約40分でポイントの伊良湖灯台沖に到着。岩礁帯で根が荒いので注意しないと即根掛かりする。
船長から「水深は13mです。最初にカワハギの早掛け大会を行います。3番目までの人には賞品があります。それでは始めます」とアナウンスがあり、釣り開始となった。
左舷が好調で連続ヒット
仕掛けを投入すると、予想通り根が荒い。船はトモからポイントに入っていくようだ。名人ぞろいなので、早掛けは開始1分足らずで胴の間から後ろの左舷側の3人が次々と釣り上げ、あっという間に終了。久松さんから仕掛けが渡された。
しばらくすると、左隣の芳山さんに良型のカワハギがヒット。続いて私にも手のひらサイズが掛かり、根掛かりに注意すれば活性はいいようだ。右の石永さんは根掛かりして仕掛けをロスト。ミチイトが根に擦れたりハリが根に掛かりそうになるので、十分注意して誘いを入れた。
今回使用したサオはサオ先が硬いので、カワハギが掛かると独特の小刻みな引きがダイレクトに伝わってくる。サオ先が引きを吸収しない分バラシのリスクもあるが、長年の経験でカバーしながら2匹目を取り込んだ。
芳山さんが2匹目を掛けると、私も3匹目がヒット。これで掛けるパターンが分かってきた。左舷ではパラパラとヒットしてワイワイガヤガヤと楽しい声が響く。だが右舷側はいまひとつ釣れていないようで「右舷までカワハギ回してよ!」と冗談が飛んでいた。
船中半数がツ抜け
その後、アタリが止まりポイント移動。到着後、船長の「2回目の早掛けを行います。1回目で賞品をもらってない人は頑張ってください。今度も3番目の人まで賞品があります」というアナウンスで開始となった。
今度は芳山さんと石永さんがカワハギを掛けた。私にもアタリはあったが、ハリ掛かりしない間に3番目の人が決定して終了。それでもなんとか中盤過ぎにはツ抜けはできたので一安心だ。
やがて潮止まりとなり、15分走ってセギョウ瀬へ移動。到着後に3回目の早掛けもあったが、私はヒットしなかった。後半に入ると手が合わなくなりペースダウン。そして午後1時の沖上がりとなって終了した。
大物賞は中根さんの27cm、数の1番は片山さん20匹、2番は芳山さん19匹、3番は立川さんと久松さん同数の17匹だった。私は22cm頭に11匹。半数の人がツ抜けして、まずまずの釣果だった。
最後に参加者全員と船長も加わって記念写真を撮り、楽しかった実釣会は終了した。
<週刊つりニュース中部版APC・山本嘉弘/TSURINEWS編>