冬の代表的な釣りといえばワカサギ釣り。数釣りが可能な魚ですが、釣果を伸ばすにはエサの使い分けといったテクニックも重要になってきます。ここではワカサギ釣りで使うエサの種類と使い方の4つのポイントを詳しく解説します。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース関東版APC・郡直道)
エサの使い方4つのポイント
ワカサギ釣りをしていて、周りの人達はよく釣れるのに自分だけ釣果が伸びないということはよくあります。そんな時はエサの使い方が間違っているかもしれません。ここではエサの効果的な使い方を4つ紹介します。
種類と色を使い分け
当日の水色や時間帯、魚の活性や釣行する湖によっても好反応なエサの種類やサシのカラーは違ってくるので、できれば複数種類のエサを持参し、針ごとに違うエサを付けるなど反応を試したいところです。
また、色については活性の悪いときはアピールが強いものを優先に反応することが多くなります。紅色のエサはアピールさせたいときに使用し、白はワカサギが紅色のエサにスレてきて釣れなくなった時や高活性時に使うといいでしょう。
鮮度が落ちたらエサを交換
エサをつけて何度かワカサギのアタリを繰り返していると、サシや赤虫の体液が徐々に出ていき反応が鈍くなっていきます。食いが渋り始める前に新鮮なエサに交換することで集魚効果が高くなり釣果に繋がります。
サイズによってエサを小さく
ワカサギの平均的な大きさは約6cm~8cmとなります。もともと小型な魚なので口も小さいのが特徴となります。
ワカサギが小さいときや、低活性時で食いが悪いときはサシや赤虫をカットして、ワカサギが捕食しやすいサイズにサイズダウンするのが有効です。アタリが頻繁にあるのになかなか釣れない場合は、試してみましょう。
ブドウ虫などを寄せエサに
ワカサギの群れが来てもすぐに別の場所に移動してしまい釣果が伸びない場合は工夫が必要です。ブドウ虫や寄せっ子など集魚効果があるエサを針の上に付けて寄せエサにすることで集魚します。
余った虫エサの保存方法
赤虫は濡らした新聞紙に包んで冷蔵庫の野菜室で保存すると数週間保存が可能です。
サシの場合は、4日~1週間も常温放置すると生体のハエに羽化してしまいます。保存する場合は、こちらも冷暗所や冷蔵庫に保存すると成長を止めることができます。
<TSURINEWS編集部>