筆者の住むニセコエリアで最も人気のある河川はやはり尻別川です。激戦区ですが、地元アングラーならではのタイミング&狙い澄ましたポイントで、ニジマスにブラウントラウトにヤマメと対面したルアー釣行をお届けします。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター小峠龍英)
後日に本流ヤマメも
数日後の夕方、また同じポイントに立っていました。昼間に先行者が叩いていたようであまり反応を得られず、キャッチしたのは15cmに満たないニジマスのみ。夕マヅメの釣りではよくあることなのであまり気にせず、7gのスプーンをダウンクロスで対岸際のボサ手前に打ち込みます。
少しラインを送り出し、深瀬の低層にスプーンをステイさせます。2度ほど同じコースを流し、3度目はステイさせてから煽るようにジャークすると直後にドシンとしたバイト。すかさずアワせるとニジマスともブラウンとも違う、ローリングが発生させる重みのある振動からヤマメと確信。慎重にやりとりしていきます。
口切れしないように焦らず寄せてすくい上げたのは鮮やかな本流ヤマメ。立派な体高の27cmでした。先行者がいたとしてもとりあえずやってみるのが大切だと改めて感じた釣行でした。
<小峠龍英/TSURINEWSライター>
尻別川