サーフ(砂浜)の代表的3地形別【フィッシュイーターの居場所と釣り方】

サーフ(砂浜)の代表的3地形別【フィッシュイーターの居場所と釣り方】

サーフでは地形を把握、意識し、どこにどんなルアーを投げれば釣れる確率を上げられるのかを考えることが、脱初心者への第一歩となる。今回は代表的なサーフの地形を紹介するので、是非皆さんのフィールドでも試してみてもらいたい。

(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター森貴生)

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森貴生

釣り歴30年。サーフフィッシングを基本に、港内ワインド、バス、雷魚、ナマズなどを楽しむ。

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カケアガリのあるサーフ

最後に、カケアガリのあるサーフについて解説しよう。

サーフ(砂浜)の代表的3地形別【フィッシュイーターの居場所と釣り方】カケアガリのあるサーフ(作図:TSURINEWSライター森貴生)

フィッシュイーターの好む場所

カケアガリ付近に小魚が集まり、フィッシュイーターが捕食する場所になり、回遊ルートになる。フィッシュイーターが手前の浅瀬に小魚を追い込んでナブラが起きることもある。

効果的な攻略法

基本的にカケアガリに魚が回遊するので、カケアガリまでルアーをキャスト出来るかどうかが、まず第一歩となる。次にどこがカケアガリなのか、メタルジグを投げてボトムまでの秒数をカウントして探ってみよう。隣に上手なアングラーがいれば、ルアーをどこまで飛ばしているのか、ボトムまで何秒かかっているのかを観察してみるのも良いだろう。

ボトムから攻めていき、どの水深に魚がいるのかを意識してみよう。ピンポイントで攻めることが出来るようになれば、不要な根掛かりでのルアーのロストも防げるようになる。

地形を理解し脱初心者

ナブラはもちろんだが、フィッシュイーターが表層に浮いていることが多々あるので、魚が目視出来ない時でも表層をしっかり攻めてみよう。一見何も変化のないようなサーフだが、中級者、上級者は地形や水深、海流の変化を意識してルアーを投げている。

周りは釣れているのに自分だけ釣れない、自分だけ根掛かりするなど、初心者特有の悩みがあると思う。この記事が脱初心者へのきっかけになってくれれば幸いである。

<森貴生/TSURINEWSライター>