江戸川放水路は川岸にアシなどの草が生え、自然景観から癒しをもらえるハゼ釣り場。毎年、千葉県市川市の週刊つりニュース協定・大沢遊船所にお世話になっているが、今年は7月中旬の中潮の日に釣行取材すると正味4時間余の釣りで最大16cmを含め119尾の大当たり。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース関東版APC・木津光永)
下流部へ移動
しかし、10時ごろからアタリが激減。潮の動きが悪くなったようだ。11時ごろに埼玉県草加市から来ていた桜田久男さんと福島広方さんのベテラン2人組が動いた。2人のボートを下流域へ引き船して戻って来た大沢代表が「あの人たちは過去の経験から、今日のように桟橋前の潮の動きが悪いときは下流域へ移動して実績も出していたんですよ。木津さんも移動してみますか」と言う。初めての場所は体験しておきたいところで、エサも追加して同じポイントへ引き船(別料金)してもらった。
そのポイントは桟橋から1kmほど下流の水深2m前後で、流心も水深はほとんど変わらない。海に近いので潮の流れはいいという道理だ。
134尾ゲットで大満足
私が移動後に仕掛けを入れたのが正午ごろで、2本竿にいきなり6~13cm級の一荷の入れ食い。桟橋前の深場できた14~16cm級は出なかったが、14時の納竿までに134尾の釣果。午前中4時間は約50尾だったので、この場所での2時間の釣果は80尾超えという計算が成り立った。
今回はセイゴとクサフグが各1尾交じったほかはハゼ釣りの邪魔者は少なかった。あえて言えば下流部は牡蠣殻が多く、仕掛けの消耗は覚悟が必要。ハゼは引き続き魚影は濃く、秋の深まりとともに良型の強い引きが楽しめそうだ。
<週刊つりニュース関東版APC・木津光永/TSURINEWS編>