東京湾浦安の吉野屋では、8月17日から今期のカワハギ乗合をスタート。大型が拾える夏カワハギの感触を求めて19日(金)に釣行。20尾を釣って竿頭となった常連の技を拝見させて頂いた。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース関東版APC・木津光永)
竹岡沖ではダブルや最長寸が
船は竹岡沖の水深20mに移動。私が30cm級サバフグの2連発で苦しむなかで、左舷トモの後藤さんとトモ2番の小岩さんは24cm級の良型本命をダブルヒット。
この時に気付いたことは、フグ攻撃を多く受けていた私と寿美さん、優稀くんの共通点は、明るい派手な色のオモリだった。私が使用していたのは、白いペイントが施されたオモリ。
サバフグの攻撃を受けると、オモリも一緒になくなっていたことが多かった。派手な集寄はカワハギにも効果的だが、フグが多い時は逆効果となった。
当日最大の34cm登場
11時ごろ、私の背後(右舷1番)に入っていた木村さんから「大きいのが出ました」と声がかかった。私がメジャーを当てると34cm、この日の船中最大だった。
最終釣果
正午に大貫沖の水深20mに移動。やがて風は南南西に変わり、左舷前が鋸山の方向を向いて潮先になると、アタリが増えてきた。
13時ごろ、23cmと24cmの良型カワハギを連釣。これからという時合いだったが、干潮が近づき潮止まりに。そして14時の沖上がりとなった。
船中釣果は16~34cmカワハギ0~20尾で後藤さんが竿頭。交じりはショウサイフグ、サバフグ、ベラ、トラギスなど。
今後の見通し
湾奥では低酸素状況の海水が滞留していて、下げ潮ではこれが悪い影響を及ぼしている。一度大きな潮流が入り込み、きれいな潮に入れ替わるとカワハギ釣りの好条件となるので、これに期待したい。
<週刊つりニュース関東版APC・木津光永/TSURINEWS編>