夏休みを利用して、2泊3日で伊豆へ家族旅行に出かけてきました。せっかくなので、早朝の「すきま時間」を利用し、ウツボ釣りを決行。防波堤から眺める美しい夜明けと、ウツボの強烈な引きを楽しんだ一時をレポートします。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター尾崎大祐)
待望の本命ウツボ68cm登場
このままアタリはコンスタントに続くと思われたのですが、2匹目をバラしたところでアタリが遠のいてしまう。辺りは明るくなり、透き通った水をのぞき込むと底が見え、小魚も増えてきた様子。「朝マヅメの高活性は終わっちゃったかな」って思いつつ、のんびり待つこと30分。ようやくこの日3回目のアタリ!
軽くアワセを入れてしっかりハリ掛りさせてやると、今度は「それほど大きくないかな」といった手ごたえ。それでもコンパクトロッドから伝わる魚の重量感は満点。引きを楽しみながら魚を水面まで浮上させ、竿を持ったままぶっこ抜いて、ようやくこの日の1匹目(68cm)を確保!2匹バラしてアタリが遠のいた時はちょっと焦りましたが、この1匹でホッとしました。
釣った後の対応
ホッとしたのも束の間、ウツボは噛まれてしまうと大惨事になってしまう危険な魚。ハリは外さず慎重にクーラーボックスへ入れ、すぐさまハリスをプチン、すかさずフタをバタン。安全第一で対処します。
1匹釣って安堵していると、サビキ仕掛けを持った親子と青物狙いっぽいルアーマンがこちらに向かってきました。時間を確認すると6時。1本釣れればお土産は十分だし、何より朝食前にゆっくり温泉にも入りたいので、2組の釣り人にポイントを明け渡す形でこの日は納竿。1時間という短期間でしたが、大満足の釣行でした。
ウツボは定番から揚げで
ウツボにしてはやや小型(68cm)ということと、脂のノリがイマイチの夏の個体。港近くの草むらで採ったアシタバとともに揚げ物にしました。
因みに肛門から尻尾にかけては硬い小骨が多いので注意が必要。小さな子供にはできるだけ頭側を食べさせると安心です。
<尾崎大祐/TSURINEWSライター>
大川港