ヒラメの漬け丼が食べたくて、初めてのヒラメ専門船に乗った。当日は銚子犬若港考進丸さんから出船し、ライトタックルで挑戦。戦中トップ7枚と好釣果となった模様をレポートしたい。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター前島宣秀)
銚子の考進丸でヒラメ釣り
ヒラメ釣りで人気の銚子犬若港考進丸さんにお邪魔した。集合は朝4時少し前にと予約時に言われたが、集合3時間前の深夜1時に到着時、船宿前にある座席札は筆者が乗船する2号船の中型船の緑の船は残り2席で左舷2番目をチョイス。1号船の大型フル装備船は残り1席と太公望はより良い席座を求めて気合が入っているようだ。
3時半を過ぎると船の前で受付が始まり気さくなおかみさんが会計をしてくれる。
ライトタックルで挑戦
ノーマルタックルかライトタックルかで迷うところだが、当日はライトタックルでの参戦とした。竿はリーディングスリルゲーム73MH225・Y、リールは21ソルティガIC 100L、PE2号に先糸6号2mとした。
スリルゲームは感度も良く、ヒラメが掛かった時の竿のしなりがとても美しい。また、ソルティガICはなめらかな巻き心地で剛性も大変すばらしく、大型魚でも全く不安なく主導権を安心して握れる。
仕掛け
仕掛けは船宿仕掛けとした。捨糸50cm、ハリスは80cmくらいだと思う。魚にハリを飲み込まれたり、捨て糸が切れたりするので、替えバリや4号程度のフロロは持参した方が安上がりかもしれない。オモリは、ノーマルタックルで80号を基本としていたが、ライトタックルの筆者は60号で様子見とした。根掛かりがあるのでオモリは多めに持参することが必要だ。
当日の状況
早朝4時半港を出港、お盆を過ぎて左手に犬吠埼に昇る朝陽を見た。短パン半ズボンでは寒いくらいの季節になってきた。港を出て15分、浅場の20mラインが本日の釣り場だ。ミヨシにある生け簀にイワシが入っており、そこから各自ですくっての泳がせ釣り。
エサ付けはとても重要なので、慎重に付けたい。魚が火傷をしないように海水で手を冷やして魚を軽く包み込み、目を覆うと静かになるのでその時に上あごに親バリ、孫バリは肛門にトレブルフックを刺す。イワシを弱らせないことと泳ぎ方が重要だ。
どてら流しでの釣り方
ヒラメ釣りは関東では横流しと言われるどてら流しが主流で、釣り座の有利不利を少なくする方法が多い。糸が自分の方に入り込む方が魚に先にエサが見つけられ有利だが、釣りづらいからと言って糸を出してしまうと先に反対側の方とおまつりするので要注意。
ダイワのフィールドテスターである福田さんのYouTubeチャンネルに詳細に解説されているので事前にイメージトレーニングを兼ねて見ることをお勧めする。