不安定な天気が続いているが、サーフからのキス釣りが好調だと聞くと居ても立ってもいられなくなる。三重県の伊勢湾寄りの海岸では例年並みの釣果に戻ってきたようなので、前週に続き7月17日は津市の阿漕浦海岸へ釣行した。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース中部版APC・横山准司)
19cm頭に161匹ゲット
やがて潮止まりに入ったが、相変わらず小型主体にアタリは続く。しばらくして潮が動きだすと東からの風が出始めた。この浜は東の風が吹くと波が少し出るので、キスの警戒心が薄れて良型が交じるが、やはりサイズが少し上がった。
1時間ほどしてから波打ち際が徐々に広がってくると、ポイントも遠くなると思っていたが、相変わらず4色から手前でアタってきた。その後も順調にキスを追加し、午前11時すぎ、気温が高くなったので体力が消耗し過ぎないうちに納竿した。釣果は19cmを頭に161匹だった。
少し小型が多くなったが、これは赤潮の影響が顕著に出たのだろう。波打ち際にエイ、クロダイ、マゴチ、キスなどいろいろな魚が大量に打ち上げられていたことを考えると、十分満足できる釣果だと思う。1週間もたてば海の色は回復すると思う。キスは産卵の時期を迎えて活性が高くなり、群れも大きくなっているため、さらに良い釣果が期待できそうだ。
熱中症対策を万全に、水分をしっかり取り、日よけの傘などを用意して無理せず楽しもう。また、人が増えてきたのでトラブルが起きないように気をつけ、ゴミは忘れずに持ち帰るようにしよう。
<週刊つりニュース中部版APC・横山准司/TSURINEWS編>
阿漕浦海岸