春イカは秋イカに比べカラーチョイスで釣果に大きな差が出る。その差は、一日を通して数匹から数十匹と春イカを攻略する上では重要な要因となる。今回は、そんな春イカを「コントラストカラー」で誘うパターンについてレポートしていく。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター小橋一輝)
オススメのエギ
筆者がオススメするコントラストカラーのエギを紹介しよう。
アオリーQネオ(コントラストピンク)
定番色であるピンク×パープル。クリアボディーとコントラストの組み合わせで、春のスレイカに対しても有効的。早い初速のダートにも対応しているのでスイッチを入れやすい。
エギ王K(ムラムラチェリー)
安定的なフォールとコントラストの組み合わせで、「しっかり見せて誘いたい」そんな状況下での使用が有効的。春イカはフォール姿勢が重要なので、シビアな時には切り札となるエギの一つ。
エギ王K(スケスケキャンディー)
このカラーの組み合わせは色の延長上ではないパターンである。筆者が使うパターンとしては、アタリカラーを知りたいなど、サーチする時に使用する。噛み跡がつけば正解に近づくからである。もちろんナチュラルカラーの組み合わせなので、単体としても効力を発揮。
EZ-Q キャスト(ケイムラレッドオレンジ)
オレンジ×茶色のコントラストカラー。この紹介したエギの中では一番、強弱の表現力が高い組み合わせ。春イカ攻略において筆者が使用する頻度の高いエギの一つ。この強弱がバイトを誘発するトリガーになっていると考える。
コントラストカラーを活用しよう
筆者がコントラストカラーの有効性を感じたのはボートエギングでの出来事。午前中、船中で釣果が伸び悩んでいた際に使用し、立て続けに釣り上げることに成功。同じ条件で同行者が釣りをしているので爆発力を感じた一日となった。単色ではアタリがない時間でもコントラストがバイトが誘発し、釣果を伸ばせたと考える。
筆者は、この経験をきっかけに釣れない時やカラーに迷った時の引き出しとして活用するようになった。イカの反応や噛み跡一つで、その日の状況が分かり、釣れない時の打開策にもなるので是非、フィールドで試していただきたい。
<小橋一輝/TSURINEWSライター>