元々外洋の30~100m付近に生息するキジハタですが夏の産卵期を控え荒食いのため、6月から9月まで沿岸部に接岸します。最盛期ではアクセスがしやすい港周りや堤防、地磯や沖磯など様々なエリアでキジハタを狙うことができるので、これからの時期お勧めで人気のターゲットとなっています。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター加藤隆司)
磯周りのポイント
磯では根が粗い所を攻めることが多く、サイズも50cmを超えるキジハタが釣れることもあるので、ロックフィッシュ専用ロッドの様にガチガチのタックルが必要となります。水深も10~20mとやや深いエリアを狙うことが多く、使用するワームも3~4inch以上、シンカーも18~35gまでを使用し、ボトムバンプやスイミングで狙います。
身を隠せる障害物が好きなキジハタは非常に根が粗いポイントに居ることが多く、釣れるサイズも大きいことから、バイトがあって掛けた瞬間一気に根に持って入ろうとします。キジハタはロックフィッシュの中でもトップクラスで引きが強いので、タックル選択は非常に重要です。
磯でのタックル
私が磯で使用するのは7~8.6ftキジハタ専用ロッドを使用します。使用ラインはPE系の2号程度を使用しますが、根が荒いエリアで使うことが多いのでコーティングされた「アーマードF+Pro」にリーダーはフロロカーボンの20~30lbを使用します。
磯ではワームをメインで使いますがハードルアーの方が反応のいいこともあるので、巻物系でショアジギングタックルを使用することも。
ハードルアーでは「ハードコアモンスターショット」や「ハードコアスピン」などがキジハタの実績が高くお勧めのルアーです。磯では中途半端なタックルでは全く太刀打ちできずに切られてしまうこともあるので、しっかりとしたタックルを用意しましょう。
まとめ
近年日本全国で放流事業も盛んになっており、キジハタを気軽に釣ることができるポイントが増えています。キジハタゲームはこれからさらに盛り上がっていくロックフィッシュゲームですので、是非チャレンジしてみてください。
<加藤隆司/TSURINEWSライター>