大人気『アカハタゲーム』のキホン：代表的2大パターンの誘い方とは？

近年人気のアカハタゲーム。さまざまな誘い方があり、リグや状況に合わせて誘うことで、釣果アップすることがある。今回はアカハタゲームにおける有効な誘い方について考えてみる。

（アイキャッチ画像提供：TSURINEWSライター山下洋太）

山下洋太

2021年5月29日

山下洋太

フィールドは三浦半島及び伊豆半島の地磯。ターゲットはロックフィッシュ。年間釣行回数は300回以上。

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アカハタゲームの基礎知識

アカハタは根につく魚で、岩礁帯の根が荒いポイントに身を潜めている。基本的にエビやカニなどの甲殻類を捕食するが、タイミング次第ではイワシなどのベイトフィッシュを捕食することもある。また驚くことに15cmほどのカサゴも捕食することがあり、食欲旺盛で非常に獰猛な魚である。

アカハタゲームのパターン

アカハタゲームのパターンは以下の2つだ。

甲殻パターン

エビやカニなどの甲殻類を捕食するアカハタを狙うパターンのことを、甲殻パターンと呼ぶ。甲殻パターンでは、甲殻類を模したクロー系やホッグ系と呼ばれる形状のワームが効果的だ。

甲殻パターンで有効なワーム（提供：TSURINEWSライター山下洋太）

ベイトフィッシュパターン

ベイトフィッシュパターンはベイトフィッシュを捕食するアカハタを釣るパターンのこと。アカハタはイワシなど一般的にベイトフィッシュと呼ばれる魚ももちろん捕食するが、そういったベイトフィッシュがいないポイントでは、カサゴやネンブツダイ、ゴンズイを捕食することもある。ベイトフィッシュパターンでは、魚の形をしたシャッド系ワームやグラブ系ワームが有効だ。