アユの解禁が近くなった。今回は岐阜県本巣市の根尾川の解禁情報をお知らせしたい。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース中部版APC・大西實)
上流/下流部で2段解禁
根尾川は、解禁が上流部と下流部、2回に分かれていて下流部の解禁は5月11日で山口エン堤が境になる。
放流は湖産の稚魚を4月初旬から、数回に分けて放流している。釣り場は大野橋上流と住友セメント横の荒瀬が毎年の釣り場で、場所の取り合いもある。
解禁当初はまだ小ぶりだが、15cm前後の天然遡上も釣れるので、いい引きも楽しめる。
上流部のポイント
上流部の解禁は、6月11日で山口エン堤から能郷エン堤、今年から東谷板谷エン堤下流までとなる。
解禁当初は東谷と西谷の合流付近(薄墨桜下)が駐車場もあり、入りやすくいい場所だ。私は東谷の市場橋の下が御漁場で流れが緩く、深さもない。石がアユの着きやすい大きさで、橋の上流は泳がせ釣りでにぎわう場所だ。私の一番お勧めポイントでもある。
西谷の方は、薄墨温泉の入り口手前の道を左に降りていくと、大井橋の上下に出る。特に上流のエン堤下は昨年良い思いをした場所だ。
中流部は谷が多く釣りづらく大変だが、一部良い所が岐礼だ。釣りができる距離が約2kmあり、上流部は緩やかな瀬だが、中間は荒瀬で上級者向けのポイントとなる。しかし、途中高圧線がある場所は禁漁区になっているので注意してほしい。