8月4日、スーパーライトジギング(SLJ)をしに三重・鳥羽のルアー船に釣行した。
イサキか?いや高級根魚だ!
イサキを狙ってみようと、船長さんがサバの猛攻を回避するために少しだけポイントをわざと外しスタート。
少しすると、ドンと重みが乗り、その瞬間に走りだした。赤金カラーで、底から3mほど上げたところでのヒットだった。
様子を見ながら巻いていると、抵抗がなくなったので「根魚かな?でも最初すごい走りしたし違うかな?」なんて話しながら、時折走る謎の魚をワクワクしながら上げてくる。
そして少し遠くでボコンと、なにかが浮いた。
その瞬間、「デカいアズキや!すくったって!」と船長が叫んだ。
アズキが分からないので聞くと、アコウの仲間でアズキマス(関東ではキジハタ)という魚。高級魚と理解して大喜びだ。帰ってからサイズを測ると54cm、2.6kgだった。
皮付きを薄切りにして鍋にしたが、暑い夏を忘れてしまうくらいのおいしさに感激だ。
こんなにいろんな魚が入れ食いになった日に出あえたのは初めてだった。
いい日もあれば苦戦する釣行が続く時もある。それでも通い続けていると、ふとサプライズフィッシュに出あえる時もあるから釣りは本当に楽しい。
<週刊つりニュース関西版 APC・久角真梨奈/TSURINEWS編>
三洋丸