初めての釣りは不安がたくさん。特に、船宿や釣り施設を利用する場合には前日の準備や当日の流れが気になる方も多いのではないでしょうか。今回は人気の釣り施設「海上釣り堀」を利用する際の流れを詳しく解説します。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター杉本隼一)
出発~移動
筆者が出発するのはいつも5時頃。まだ完全に日が昇っていない時間帯なので車の運転は注意が必要です。早朝の時間帯は一般道やバイパスも交通量が少ないため、高速道路を使わなくてもスムーズ。もし、有料道路と並行しているバイパスや一般道があればそちらを利用すると少しではありますが節約できます。
沼津市街から途中にある三津シーパラダイス(水族館)直前までに数店舗のコンビニがあるので買い出しに利用します。なお、三津シーパラダイスを過ぎた後はコンビニが無いので、追加の氷や飲食物を購入する際は要注意。
現地着~受付・道具レンタル
7時前に出船場所の足保港に到着。受付が開くまで時間が掛かる場合があるので、先に荷物を下ろしておくのもオススメ。受付小屋ではエサの購入もできるので、先にオススメのエサをスタッフに質問して選んでもらうといいでしょう。
受付時にはデビュー戦であること、道具のレンタル希望も伝えておきます。まるやでは道具のレンタルと仕掛け(マダイ用・青物用)、活きアジがセットで購入できるサービスも備えているので、初めての方でも安心です。出船時間前に対象魚とそれぞれの釣り方や道具の使い方をスタッフに確認しておくとスムーズです。
釣り場到着
8時ごろにスタッフから声が掛かるので名前を呼ばれた船に乗り込み釣り場へ。まるやのイケスまでは約10分。天気がいい日には海上から迫力満点の富士山が拝めることも。イケスに向かっている間も非日常感が楽しめます。イケスに到着すると名前を呼ばれるので荷物を持って移動します。
釣り座はくじ引きで決めるのでスタッフの指示をよく聞いて行動しましょう。釣り座に移動したら各々釣りを開始しますが、仕掛けのセッティングやエサの付け方はスタッフが教えてくれます。
待望の釣りスタート
仕掛けのセッティングや釣り方を教えてもらったらいよいよ釣りスタート。魚が釣れたら備え付けのスカリ(魚を入れるためのネット)に入れます。釣れた魚をスカリに入れる際はなるべくタモを使って入れると手のケガや脱走防止になりますよ。
休憩
休憩時間は決められていませんが、周囲で魚が釣れていないタイミングを見計らって休憩を取るのがオススメです。トイレはイカダに備え付けられているので自由に利用できます。近くにスタッフがいればコツやヒントを教えてくれるので積極的に質問してみても良いでしょう。
オススメの釣り再開タイミング
釣りを再開するタイミングで外せないのは放流タイムです。1回目にマダイやシマアジ、2回目には青物を放流しますが、放流直後は魚が高活性になるのでチャンス。放流前にはスタッフからアナウンスがあるので仕掛けを投入して狙ってみましょう。青物の放流タイムには青物用の仕掛けと活きアジを付けると大物をキャッチできるかも?