三寒四温の「温」にあたり、春一番の風が吹く予報だった3月5日、三重県・南伊勢の贄浦(にえうら)出船の船に乗り、アマダイとアオリイカ狙いの贅沢リレープランを楽しんだので、その模様をお届けしたい。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース中部版APC・山本智也)
ティップランでアオリ1.1kg
ここは、海中にある尾根上部の落ち込み部分にあたり、水深は20m前後。ほどなくして、ベイトの反応が強く出たり、湾内なのに青物のボイルが発生したりという状況になった。
これを見た船長から、「イカも溜まっているのでは」と声かけがあったと同時に、同船者にヒット。2.2kgのトロフィーサイズのアオリイカだ。そして、ほぼ同時に私にも1.1kgがきた。
800gを追加し納竿
さらに、船が流し直されると、同船者と私に800gが1匹ずつヒット。ティップランはフッキングが決まった瞬間に「掛けた」という何ともいえない達成感がある。だから大好きなゲームのひとつだ。
短い時間だったが、このあとも数回アタリを逃したりと、イカが群れているような雰囲気をストップフィッシングまで実感することができた。
今後のティップランの展望
日に日に気候も良くなってきており、水温、気温とも上昇してくればシャローもボートエギングも期待が大きくなるだろう。そして、レコード級のサイズも数多く潜んでいるとのこと。
数を釣るのは容易ではないだろうが、チャンスは確実にあると思う。レコード更新も期待大だ。
<週刊つりニュース中部版APC・山本智也/TSURINEWS編>