イカメタルで狙うヤリイカ釣りに、茨城鹿島の幸栄丸で行ってきました。釣行当日、通常スタイルの釣りではトップ100尾超え。ここでは、イカメタルの繊細&多彩なアタリを楽しんだ釣行をレポートします。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース関東版 白井亜実)
ツ抜けで納竿
雨がやみ、海がナギになると散発的にヒット。アタリがなくなったらメタルスッテの色を変えたり、20mほど巻き上げてから仕掛けを底まで落とし直したりするとヒットする場面も。サイズは大中小混在しています。
竿先がポンッと弾かれたり、キュッと引っ張られたり、アタリはさまざまで繊細だけど、掛けた瞬間の快感はこの釣りならではの面白さです。
終盤、今まで見たことないほどのイルカの大群が襲来。船の下を何度も勢いよく通過し、その光景に気を取られていると、「うわッ、やられた~」と田辺さん。イカだけイルカに奪われてしまったようです(笑)。
イルカの群れが落ち着いたと思ったら、今度はアシカ(もしくはオットセイかも)の大群。「イカちょうだい~」と言わんばかりに、船の周りで顔を出しながらウロウロ。水温低下の影響でしょうか、こんな不思議な経験は初めてです。
10時半、潮流が速くなり、ミチイトがどんどん斜めに入ってしまうので、スッテの上に35号相当のシンカーを追加してなんとかツ抜けで納竿。
船中トップは106尾
この日のトップはなんと106尾。ノーマルタックルでは11点掛けもあったそうですが、1尾1尾繊細かつ多彩なアタリを掛けていくこのつりもやみつきになります。
サバが減り、ウネリがなければ、もっともっと好釣果が期待できそうなので、絶好調のこのタイミングにチャレンジしてみてください♪
<週刊つりニュース関東版 白井亜実/TSURINEWS編>