沖縄遠征最終日は、沖縄本島の本部町にある本部釣りイカダで五目釣り。結果はオジサンにガンゾウビラメ、ヤマトミズン、ダツ。本命のトカジャーやゴマアイゴは釣れなかったが、沖縄の海を満喫できた釣行をお届けしたい。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース中部版APC・丸山敬太)

沖縄のイカダで五目釣り
沖縄遠征最終日は、沖縄本島の本部町にある本部釣りイカダへ。渡久地港にある海屋から渡船が出ている。渡船料の3300円を支払い、午前8時30分の朝一便に乗り込んだ。
午後に帰りの飛行機だったので、正午までの短時間勝負だ。10分もかからないくらいで到着したイカダは、メインのイカダに小さなイカダが連結してあるような形で浮かんでいた。

荷物を下ろしてイカダに乗り込むと、屋根付き個室トイレ完備、テーブル、イスも完備のきれいなイカダだった。他に3組の釣り人が乗ったが、それぞれバラバラに釣り座を決めた。

ご当地仕掛けでチャレンジ
この日はルアーロッド2本しか持っていなかったので、カゴ釣りとサビキ、胴つき仕掛けを用意した。まずは胴つきを落として水深を測る。

ざっと17~18mといったところだったので、カゴ釣り仕掛けもそれにタナを合わせてスタート。コマセはオキアミブロックに現地のまきエサを配合。さしエサはオキアミと練りエサだ。

タナは仕掛けが底から2m上を漂うようにセットした。開始から2投目、仕掛けがナジんですぐにウキがものすごい勢いで海中へ消し込んだ。アワせたと同時に鋭い引きが伝わってきた。
オジサンの仲間が登場
だが、すぐにハリ外れ。その後同じタナで続けるが、なかなかアタリが出ない。タナを1m下げるとアタリ。上がってきたのはオジサンの仲間のようだ。

その次もアタリでガンゾウビラメ。タナを一気に底から3mに上げると、すぐにまた反応があった。上がってきたのはヤマトミズンという魚で、ニシンの仲間のようだった。
そんなこんなで帰りの時間が近づいてきたころ、10m先の水面で、何か魚がこぼれたまきエサを食べているのが見えた。カゴ釣り仕掛けをウキ下0mにして、ハリスだけで表層を流す。