2022オススメ渓流釣り場紹介:和良川 2月1日解禁直後の狙い目とは?

2022オススメ渓流釣り場紹介:和良川 2月1日解禁直後の狙い目とは?

今年もいよいよ渓流釣り解禁のシーズンがやってきた。今回は2月1日解禁の岐阜県郡上市和良町を流れる、木曽川水系飛騨川支流の和良川を紹介しよう。長良川郡上と馬瀬川の間にある。

(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース中部版APC・松森渉)

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淡水の釣り 渓流釣り

和良川の渓流釣り

岐阜県郡上市和良町の和良川は、木曽川水系飛騨川の支流。長良川郡上と馬瀬川の間にある川で、近年ではブランドアユの「和良川」で有名だ。水質が良く、水源には多くのミネラルが含まれている。

和良川漁協の渓流釣り解禁日は2月1日。鹿倉川は下流部が開けた渓相で釣りやすいが、どちらかと言うとアユ釣り向きの渓相。アマゴを狙うならさらに上流部がいい。

2022オススメ渓流釣り場紹介:和良川 2月1日解禁直後の狙い目とは?タックル図(作図:週刊つりニュース中部版APC・松森渉)

上流に行くと、温泉スタンドと呼ばれる温泉の湯が購入できるスタンドある。この辺りが昨年良かった。川幅は狭く4~5mのサオが扱いやすい。釣れるアマゴは15cm前後のヒレピンが主体で、大きくても17~18cm前後。

漁協の情報では、昨年の11月に5千匹の稚魚を鹿倉地区に放流済みとのこと。エサはイクラがメインで、カワムシならキンパクを用意したい。狙い方は石裏やちょっとした深みの緩い流れで、エサをゆっくり流すのがコツ。エン堤があれば必ずサオを出したい。

2022オススメ渓流釣り場紹介:和良川 2月1日解禁直後の狙い目とは?鹿倉川の様子(提供:週刊つりニュース中部版APC・松森渉)

また最上流部に禁漁区があるので注意してほしい。そして和良川にはもう1つ支流がある。土京川だ。こちらもお勧めは上流部で、昨年の12月にイワナ千5百匹とアマゴの稚魚を2千匹放流済みとのこと。15cm以下はリリースを。

初期は本流で放流魚狙い

漁協の情報では解禁日に100kg、5日、12日、19日の土曜日に100kgを放流予定で、放流場所は三庫地区可動エン堤から漁協付近とのこと。和良川の成魚放流魚はきれいなアマゴが多く、ヒレピンと見間違うほどきれいなアマゴだ。和良町の養魚場で育てた魚だそうだ。

2022オススメ渓流釣り場紹介:和良川 2月1日解禁直後の狙い目とは?成魚放流魚はきれいだ(提供:週刊つりニュース中部版APC・松森渉)

本流の漁協付近ならサオは6~7m。エサはイクラとキンパクと両方持参するといい。放流直後はどこでも簡単に釣れる。日がたってスレてきてからが腕の見せどころだ。

狙いはズバリ瀬だ。瀬でも簡単に流せる瀬ではなく、細かい流れを細かく丁寧に流すのがコツ。スレたアマゴは流れの石などに身を隠す。見た目で分かりやすい大石付近は皆攻めるが、細かい石周りは見逃しやすい。

2022オススメ渓流釣り場紹介:和良川 2月1日解禁直後の狙い目とは?漁協付近の様子(提供:週刊つりニュース中部版APC・松森渉)

また瀬の両ヘチも狙いめ。いきなり川に立ち込むのではなく、静かに近寄って足元から慎重に狙う。和良川の成魚放流魚は見た目もきれいで食べてもおいしいので、渓流釣りの初釣りにはお勧めだと思う。

また、釣行の際は天気や道路状況の確認も忘れずに。雪が降れば当然スタッドレスタイヤも必要だ。そしてコロナ対策も忘れずに。

<週刊つりニュース中部版APC・松森渉/TSURINEWS編>

▼この釣り場について
和良川
問い合わせ:和良川漁協 TEL=0575(77)2271
この記事は『週刊つりニュース中部版』2022年1月28日号に掲載された記事を再編集したものになります。