被災された皆さんには心よりお見舞い申し上げます。しかしまあ、ひどい雨だった。幸いにも私の住む地域に大きな被害はなかったものの、上流域で降った雨が大量のゴミとともに流れ込み、伊勢湾奥の水面は埋め尽くされてしまった。
TSURINEWS編集部
2018年8月18日
まずは小サバがヒット
キープした小サバたちまずは表層から探ってみると、何かが触ってくる。おそらく小さなセイゴだろう。そこから徐々にレンジを下げてボトムまで探るも、やはり本命は不在のようだ。
やがて、常夜灯の明かりに照らされた水面で何かがライズし始めた。取りあえずはボウズ逃れ、とフックをサイズダウン。ライズの中を通すと、ヒットしたのはまさかの小サバではないか。
例年夏になると湾内に入ってくる小サバだが、今年は数が多いようだ。ルアーへの反応がいいので、これはこれで楽しめる。とはいえ、基本的には昼間のターゲット。いくら常夜灯周りでも、夜ともなれば食いは浅い。
アタリこそ頻繁に出るものの、フッキングの難しさは豆アジレベルだ。それでも以前に比べればサイズアップしており、大きなものは20cm近い。数匹リリースしたところで、少しキープしようとバケツに水をくんだ。
ところが、2匹追加したところでアタリが遠のいた。だが、しばらく粘っていると再びアタリ復活。どうやら明かりの周りを行ったり来たり、という状況のようだ。
パターンさえ分かればこっちのもの。レンジは表層から中層までバラバラだが、群れに当たればほぼアタリは出る。ただ、魚が小さいことに加え、ルアーをすぐに吐き出すのか、いいタイミングでアワセを入れないとフッキングしない。昼間なら一発なのに…。
とはいえ、昼間は群れに当たらなければ手も足も出ない。夜なら明かり周りに集中するので、ポイントの絞り込みは楽になる。
どちらを選ぶかは人それぞれだが、個人的には夜の方が楽しい。
