北関東の鮭料理「しもつかれ」を紹介 鮭の頭と豆で魔除け効果も抜群?

北関東の鮭料理「しもつかれ」を紹介 鮭の頭と豆で魔除け効果も抜群?

北関東の冬限定の鮭料理「しもつかれ」。名前を聞いたことがある方もいるはず。鮭の頭と大豆、根菜、酒粕を煮込んだ料理ですが、一体どんな料理なのでしょうか?

(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター菊池英則)

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菊池英則

釣り&温泉ライター。元新聞記者。東京エリアの釣り事情にズバッと切り込みます!

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日光ではイベントも

栃木県日光市今市の「道の駅日光」では毎年2月に、多くのしもつかれを味わえる「全日本しもつかれコンテスト」が開催されています。参加者が、30個程度用意された容器に入った、しもつかれを一口ずつ試食して、投票することでグランプリを決定します。

北関東の鮭料理「しもつかれ」を紹介 鮭の頭と豆で魔除け効果も抜群?賑わう「しもつかれコンテスト」(提供:TSURINEWSライター菊池英則)

しもつかれは、2007年に農林水産省主催で選定した農山漁村の郷土料理百選で、「ちたけそば」とともに栃木県を代表する郷土料理として選出されました。

また、森高千里などが歌う「ロックンロール県庁所在地」の歌詞で、栃木県は宇都宮が県庁所在地とした後、「しもつかれ」というフレーズが登場しており、そこでしもつかれの存在を知る若者も多いようです。このほか、箒川でのヤマメ・ニジマス釣りが楽しめる栃木県北の塩原温泉郷では、しもつかれにカレーを加えて語呂合わせした「しもつカレー」をご当地グルメとして販売しています。

北関東以外では、めったに見かけることのない「しもつかれ」。冬場に栃木県などを釣行する機会があったら、一度口にしてみてはいかがでしょうか?

<菊池英則/TSURINEWSライター>