急に冬型の天気予報になった。こうなると寒グレが釣りたくなる。カレンダー的には秋の最終の土曜日11月27日に古和浦を訪れた。エサ取りに苦戦する場面もあったが、33cm口太を頭に5匹とアイゴやシマアジをキャッチした釣行をレポートする。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター田中耕二)
納竿間際にハマチもヒット
昼過ぎ、満潮を過ぎて潮が動きだした。納竿まで30分ほどだが、ワンチャンあるだろう。仕掛けを一新し、1発に賭ける。
いつの間にかウスバハギが消え、釣りやすくなった。さしエサが残るので、4ヒロまで深くして同サイズの口太を追加。
風にミチイトが取られないように穂先を海中へ突っ込みアタリを待っていると、グーツと連発で乗ってきた。アワセを送るとガンガンとシモリに向かう。一切ラインを出さずに耐えていると沖に走り出した。グレではないのかと思った瞬間にラインブレイク。根ズレした感覚はなかったのだが……。
納竿前にバラシと同じパターンでアタってきたのはハマチで、残念なようなお土産ゲットで嬉しいような……。これで納竿。
最終釣果
私は、33cmまでの口太を5匹と他にもアイゴやシマアジも釣れて磯を楽しめた。Sさんは36cmのグレを頭に6匹をキープし、納竿直前に大型オオモンハタを仕留めて、二人とも満足してシーズン初戦を終えることができた。
これから水温が下がれば、古和浦のグレは本格化するだろう。楽しみだ。
<田中耕二/TSURINEWSライター>