10月27日、剣崎松輪の瀬戸丸から、今シーズン初のカワハギ釣りにチャレンジ。アタリをだしてから掛けるまでのプロセスを存分に味わえた初釣行の模様をお届けする。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース関東版APC・田中義博)
尺ハギも登場し大満足
右隣の河村さんも、熟練らしい立ち振る舞いで、確実にアタリをとらえているのが印象的だった。途中、雨に降られる時間帯こそ活性が下がったものの、昼すぎに太陽が見え始めると再び食いは活発に。
右舷ミヨシの池田さんは見事に尺ハギをゲット。私も宙からの誘い下げをメインにゼロテンでハリ掛かりさせるパターンで26尾を手にしたところで沖上がり。
船中釣果は12~30cm6~26尾。小型中心だったとはいえ、アタリをだしてから掛けるまでのプロセスを存分に味わえた初釣行。魚は3尾だけキープして、あとは再会を願ってリリース。
下船後、船長に今後の展望を聞くと、「きょう見てもらった通り、まだ小型中心ですが、ひと潮ごとにこれから成長していきますし、何しろ今年は魚が多く感じます。ゆえにシーズンも長く楽しめるのではないでしょうか。ポイントも港から至近に点在していますし、大型船ですので、船酔いが心配な人でも安心して乗船いただけると思います。釣り方のアドバイスもしますので、ぜひ遊びに来てください」と、締めくくった。
釣趣&食味ともに最高
「エサ取り名人」と称されるカワハギ。ハリ掛かりさせるまでのプロセスと、そのあと訪れる金属的な引き味は、多くのファンを虜にしている。
加えて、食味も絶品。これから本格シーズンを迎えるこの釣りに挑戦してほしい。
<週刊つりニュース関東版APC・田中義博/TSURINEWS編>
瀬戸丸