身近なルアーフィッシングというと何でしょうか?海が近くにない人にとってはブラックバスかもしれません。今回はバスタックルでできる海のルアーフィッシング5選を紹介します。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター井上海生)
UL、Lクラス
ライトアクションのバスロッドならば、UL、Lクラスはメバル、チヌの適正が高いです。
これくらいのライトアクションまでおりてくると、ベイトロッドは厳しくなります。ジグ単1.5gがキャストできるかどうかが問題なので、ULクラスのスピニングでメバル、UL~Lでチヌと考えておけばいいでしょう。
ULアクションでメバルを狙う際には、ジグ単1gを10m飛ばせるかがひとつのカギとなります。モノフィラ系のラインならば2.5lb程度の太さまで。PEラインならば0.3号程度が目安です。
Lアクションでチヌ、とは限られた海での話ですが、チヌがそこにいさえすれば、釣れる可能性は高いです。事実筆者も大阪湾近郊でいくつかチヌのポイントを持っていますが、すべてメバルロッドを使い、バスワーム2inchで釣っています。「ライトブリーム」という釣り方が参考になると思いますので、ぜひそのメソッドも取り込んでください。
問題はリールの海水対応
バスタックルをソルトに持ってくる上で問題となるのは、スピニング、ベイトともにリールの塩噛みです。ソルトでは主にPEラインを使います。PEは吸水性があるので、使用後即釣り場で真水をかけても、塩噛みします。海水対応しているリールであっても、ベイトリールは特に塩噛みしやすいです。
ただこのあたりは考え方次第です。汎用スピニングリールに海水対応非対応という分類が出てきたのも、たかだか10年くらいの前の話ではなかったでしょうか?今は製品そのものがよくなっているので、塩抜きさえ怠らなければ、FWのリールでも問題ないと思われます。
リールの塩抜き、そしてサオの塩抜きともにしっかりとやれば、あなたの手持ちのタックルでソルトルアーに入門できます。ぜひ興味をお持ちの魚種にチャレンジしてみましょう。
<井上海生/TSURINEWSライター>