リバーチニングで驚異の60cmクロダイ浮上 大型攻略の3つのキモとは?

リバーチニングで驚異の60cmクロダイ浮上 大型攻略の3つのキモとは?

三重県桑名市の木曽川へ3日間、チニングで釣行に臨んだ。驚異の60cmメガクロダイも手中した釣行をレポートする。

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(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース中部版APC・高畑光邦)

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ソルトルアー ショア

夢の60cmメガクロダイ浮上

そこで昨晩の夜に釣り上げた時のルアーに変更してみた。すると、1投目にズンと重いバイト。力いっぱいアワせると今までと違う。魚が重く沈んでいくのだ。

ものすごいパワーにエイと勘違いするほど。しかし時折たたく引きにエイではないと確信。ドラグを鳴らしながら、早く姿を見たい気持ちを抑え丁寧にファイトする。

ようやく水面に魚影を確認した瞬間、とんでもない大きな魚に興奮が爆発しそうだった。今までたくさんのクロダイを手にしてきたが、3年前に釣った59cmを間違いなく超えている。

慌てずゆっくりと手前に寄せて、無事ランディングした。急いで岸に上がり計測すると、なんと60cm。ついにやった。今まで超えられなかった夢のサイズ60cmの大きな壁を超えた。

体が震えるほどの興奮。うれしさが「よっしゃ」っと大きな声に変わる。すぐに写真を撮ってリリース。元気に泳いでいった。この60cmのクロダイを釣り上げるまでに9年かかった。

リバーチニングで驚異の60cmクロダイ浮上 大型攻略の3つのキモとは?60cmのメガクロダイ(提供:提供:週刊つりニュース中部版APC・高畑光邦)

誰もが驚く魚を手にできたのは本当にうれしい。価値ある1匹に出会えたのは運が良かった気がする。

だがこの日はこれだけでは終わらなかった。数投キャストした瞬間、またしてもドラグを出す魚がヒット。こちらも丁寧に寄せてランディング。計測すると55cmの年無しクロダイだった。

3日目はグットザイズのシーバス

翌16日も早朝から木曽川へ。この数日、朝方の潮に魚が入り込んでいて釣果が出ている。当日は流れが速いポイントの表層でボイルが出ており、ルアーはシンペンを選んだ。

水位が下がるにつれ、ワンドから小魚が強い流れに流されていく。数投後、ルアーをアップキャストして流れに乗せ、回収する際に速巻き。すると反応した活性の高いシーバスが食いにきた。

リバーチニングで驚異の60cmクロダイ浮上 大型攻略の3つのキモとは?16日に仕留めたシーバス(提供:提供:週刊つりニュース中部版APC・高畑光邦)

ルアーを丸のみで、激しいエラ洗いを見せる。ボイルが多いときは、表層を探れるルアーを持っているといい。グッドサイズのシーバスは引きも最高だった。

リバーチニングで驚異の60cmクロダイ浮上 大型攻略の3つのキモとは?シーバスはルアー丸のみ(提供:提供:週刊つりニュース中部版APC・高畑光邦)

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