ルアーロッドには、そのロッドのキャパシティ(許容量)を示すものとして、ルアーウェイトとラインウェイトというものがあります。どのような意味か、今回は解説しましょう。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター井上海生)
ロッドのキャパシティ
ロッドのルアーウェイト、ラインウェイトというと、「このウェイトまでは使っても大丈夫ですよ」という意味合いのものです。すなわちキャパシティ、許容量、限界量とも言い換えられるでしょうか。
そのロッドが適した釣りを、この二つの「ウェイト」が示しています。
ルアーウェイト
まずはルアーウェイトからいきましょう。ルアーウェイトは、ルアーのウェイトのことです。そのまんま。ルアーの重さのこと。
たとえば筆者の8.5ftのルアーウェイトは3g~21gです。このルアーまでならばこのロッドは安全に運用できますよ、という意味です。
ただ、「安全に運用できる」というだけで、ルアーウェイトMAXに近くなると、ロッドの質によってはかなり重たく感じることも事実です。ルアーウェイトは、表示されている数字の中間的な部分から、中間よりやや重めくらいがよく飛び、操作しやすい印象です。
ラインウェイト
続けてラインウェイトについてです。
ラインウェイトとは、ラインのウェイトとして、この強度までなら大丈夫ですよ、という意味。単位はlb(ポンド、1ポンド453g程度)や、PEラインならば号数で表示されることもあります。前述の筆者の8.5ftロッドならば、PEライン0.4号~1.0号までという表示が見られます。
ラインウェイトは甘く考えられたものではありません。特にエントリーモデルの価格帯では、ガイドにそこまでお金がかかっていません。硬度の高いハードステンレスガイドの中でも、比較的チープなガイドの場合は、ラインウェイトを超える(またはMAXに近い)使用で、いとも簡単にガイドが傷つきます。そうなると、ラインが傷んで切れやすくなり、またガイドも傷んで欠ける可能性があります。ライン、ロッド共に悪い影響を与え合ってしまうのです。
表記を超えた使用は自己責任
ロッドのメーカーは、特に最近の商品はかなり研究に費用を費やしているといいます。ロッドもリールもそうですが、なぜ、高価格帯と低価格帯で最大10万円近い差があるかといえば、フィールドテスターやプロに渡してテストする、その「人件費」の部分にかなりお金がかかっているそうです。
よってルアーウェイト、ラインウェイトも、「まったく気にしなくていいよ」という人もいますが、筆者は「よく注意すべき」だと思います。メーカー表記を超えた使用は、自己責任です。まあ、仮にウェイト表記内での破損でも、メーカー対応は保証書の免責額や、有償の交換だったりするわけですが。