100均で買うこともできるメタルジグ。しかし、決してクオリティは高いわけではありません。欠点もあります。この100均ジグを実釣でどう使うか、考えてみましょう。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター井上海生)
地形変化のサーチに
塗装がダメになり、下手をしたら折れ曲がったり、テーリングのクセがついてしまったりと、もう使えなくなった100均ジグは、地形変化のサーチに使うという用途があります。
ジグのハリを外してしまって、「このg数のジグで、20カウントで着底するのか」「手前はかなり浅くなっているみたいだな。5カウントも入れられないから、回収だけだな」などなど。ハリを外してしまえばほとんど根掛かりすることはないので、そのようなジグを使って、地形変化を探って本意気の釣りにフィードバックできれば、非常に有意です。
また、ダメにしたものも最後まで使いきる精神で、蓄光テープを貼ったり、スプレーを吹いたり、目玉を書いたりして、とカスタムするのもいいかもしれませんね。
基本「100均のもの」と考えよう
ちなみに筆者の今の100均ジグの使い方は、前後シングルフックで、若干根掛かりしそうな可能性のあるところで、まず様子見に使う、という立ち位置です。青物なら丸呑みにするので問題ありません。根魚や小型アジサバのフッキング率は悪くなりますが、そういう群れが回遊しているレンジをサーチするにも使えます。
ただ、やはり100円相当の質だということは確かです。何せ欠点が、魚の口に一番近いハリなのですから、ここが弱いというのは致命的。使い方はよく考えなければなりません。
<井上海生/TSURINEWSライター>