捌くのには少々テクニックが必要なアナゴは買うのが一番？今回はおいしいアナゴの見分け方を、奈良県中央卸売市場の丸中水産株式会社勤務の著者が紹介。
（アイキャッチ画像提供：TSURINEWSライター有吉紀朗）
2021年10月3日
有吉紀朗
1967年兵庫県明石市生まれ。奈良県在住。水産系の学校出身で仕事も水産系。小型船舶免許も高校生で取得。釣り歴40年以上だけど下手の横好きで自分が釣れれば誰でも釣れる。
×閉じる
アナゴの目利き
では、スーパーや鮮魚店でアナゴを買う際に注意すべき点を紹介しよう。
開いてあるアナゴ
開いてあるアナゴの目利きは、背中の色が濃いこと、肌のヌメリが透明で白い斑点が鮮やかであること、身が白く透き通っていて肉厚でふっくらしていること。
韓国産は焼いたり天ぷらにしたり煮アナゴにすると、国産のものより皮が硬い。
韓国産のアナゴ（提供：TSURINEWSライター有吉紀朗）丸のままのアナゴ
丸のまま購入するならばお腹が膨れているものは避ける。普通アナゴは出荷前にイケスで胃を空にしてから出荷するのが一般的だが、この処置ができていないのでお腹が膨れている。ハモも一緒で腹持ちと言って悪くなりやすく匂いもしやすい。
また細身のアナゴは上半身に味がありグラマーなアナゴは下半身に味があると言われている。
＜有吉紀朗／TSURINEWSライター＞
page: 1 2
