超高精度の海底地形図が無料で見られるオンラインサービス『釣りドコ』を利用して、夜の南紀の磯でモンスターハントにチャレンジ。
(アイキャッチ画像撮影:TSURINEWS関西編集部・中西)
夜のモンスターハント開始
そうこうしているうちに辺りが暗くなってきて、夜の部スタート。夜釣り用のタックルに持ちかえて、モンスターに備える。まきエサもボイルに生とぼんやり発光するアミエビを加えた。
足元の落ち込みを狙う
狙いは足元の落ち込み。ここは『釣りドコ』で確認すると一気に青が濃くなっている部分で、壁、場所によってはオーバーハングしていると思われるポイント。日中大物が潜むにはもってこいの場所だ。
イトフエフキ登場
辺りが真っ暗になると、磯際で釣れるエサ取りに変化が出てきた。
オセンやチョウチョウウオ、オヤビッチャといった昼の魚からゴンズイ、テリエビス、ハタンポといった夜の魚たちにかわってきたのだ。
そしてほどなく、ちょっとましな引きを見せる魚がヒット。上がってきたのはイトフエフキ。モンスター襲来も近い予感。
夜釣りの常連「オジサン」
が、期待むなしくその後は小さなエサ取りに終始する。唯一ましなアタリは、西田さんのスーパーフカセにあったものの、ハリ外れでバレてしまった。
嫌な雰囲気が漂いだしたころ、スーパーフカセから普通のフカセスタイルに変更して釣っていた西田さんに何やらよく引く魚がヒット。西田さんが取り込む前に、今度は私にも今日一の魚がヒットした。ついにモンスターの登場かと思われたが、すんなり上がってきたのは「オジサン」。赤い体にひげを生やしたひょうきんな顔が特徴的な、夜釣りの常連だ。
アタリ連発でシブダイ登場
おじさんの連発を皮切りに、急にアタリが増えて忙しくなる。小さいながらフエフキダイをキャッチしたら、妹尾さんがシブダイ(クロホシフエダイ)を釣り上げ、体高のあるイサギも登場。いよいよモンスター襲来かと身構えたが、干潮の潮止まりになるとアタリがぱったりと止まってしまった。